その1週間後ぐらいが俺の誕生日だったんで、元嫁がこの間のお礼もあるし、お祝いしたいと連絡をくれた。
俺は正直めちゃくちゃ嬉しかった。
元嫁が取ってくれた店で食事をし、その日はそのまま別れた。

10月後半に毎年俺の会社で従業員の家族も対象にした日帰りバス旅行が行われる事になっていたので、離婚してて非常識かなとは思ったが、元嫁を誘って行ってきた。
そこで元嫁が勤めていた女性のエステサロンを退職した事を聞いた。

今はマッサージの仕事に戻り生計を立ててるとの事だった。
また食事でも行こうよと言って、元嫁も俺の休みに合わせて土日は空けておくからとの事だったから数週間後、早速連絡した。
すると元嫁は土日空けておくと言っていたにも関わらず、土日はお客さんが多くて稼ぎ時だから当分は無理との事だった。

それから俺は1人寂しいクリスマス、年末年始を過ごして
2月に入り、3月初めの元嫁の誕生日を、去年は離婚のゴタゴタで何もしてあげられなかったし、俺もお祝いしてもらった事もあって、是非祝いたいなと思って久しぶりに連絡した。

最初は元嫁も遠慮していたが、快く受け入れてくれてリクエストに蟹が食べたいとの事だったから俺も奮発して店を予約した。
この時の電話で元嫁がマッサージの仕事をしていると聞かされていたが、実はメンズエステのセラピストをしていると知らされた。
働いている女性は30〜50歳代までの美熟女で、健全店だから抜き行為こそ禁止されているが、鼠蹊部や密着してのマッサージ等もある極めてグレーなとこだという。
お店のパネル用の写真を元嫁から数枚見せてもらうと、胸元がざっくりと開いたワンピースの制服を着用した元嫁が目を隠して写っていた。

俺はこういう男の夜の遊びはほとんどして来なくて、知識もなかったから元嫁が風俗で働くまで落ちてしまったと思いとてもショックだった。