子供の面会は、17年つづいた。産まれて直後に離婚したからな。

高校2年生になって、父親(俺)の家に来させようとした。念願だった。
大学費用の一助として、100万円を用意した。子の祖父祖母が亡くなったときに
得た生命保険金だった。孫に会うことは無く、俺の親は死んだ。
大学の費用は何百万もかかる。母子家庭にはつらかろう。

その金を引きかえとして、元妻が断固反対している俺の家へ、子が来るように
頼んだわけだ。母親が反対しても、子も高2ともなれば自分で判断できるだろう。

そしたら!、子自身も断固反対して、今後の面会を含む一切の関わりを切ると
元妻よりもさらに過激な反応をしてきた。大学費用とか、自己の直接の祖父母の
墓参りとか一切考えない。まさに子供の思考だった。

俺は深く傷ついて、面会も養育費も打ち切ったよ。

そしたらまだつづきがある。養育費は払ってというのだ。面会は拒絶するのに。
俺は裁判でも受け付けてやる。といったら、裁判所から連絡がきた。妻や子の行動は
一切不問。関係ない。養育費を払うのが約束である。払わなければ罰金命令する。
と警告してきた。
俺激怒。養育費3万だけは毎月払ったとしても、大学費用も保証人も不足する元妻は
あと1年半もすれば困ることになる。(大学入学費。国立に入る頭脳はない。)
大学費用までは裁判所は命令してこない。約束外だから。