私は自分の過去を間違いだったと認め、反省する。
離婚は逃げたことの証明だ。
自分も含めて、ダメ人間だった証明だ。
未来は変られるが、その事実は変えられない。
反省して未来をつくる、
これ以上他人をまきこまない。
新しく巻き込まれる人も気の毒だ。

だから私は〜すべき、とは書かないよ。
娘のために、自分のために、そう生きたい。
つらい道だけど、そのほうが私も幸せだ。
そりゃ一人身でいることを決めるのは並大抵の覚悟じゃなかったよ。
老後さみしいかなとか、
男並みに働いて心と体持つかな、不安だなとか、
この年で一生セックスなしかーとかもそりゃ考えるさ。
けどそれ以上に、娘を愛しているから。
愛ってそういうものだろ。

子供を愛するようになり、独身の頃の価値観なんて吹き飛んでしまった。
子供の親になるということは私にとってそれくらい劇的な変化だった。
もちろんすぐにではなかったよ、だんだんに私は母親になった。

別に犠牲になってる気はないんだ。
自分のことなら自分が我慢したり、
別のことで気を紛らわしたりして調節できる。
別の個体(子供)のことは調節できない。
愛する者の苦しむ姿をただ見てるだけしかできない。
そっちのほうがつらいと踏んだ。

だから別に一人身でいるべき、でなく
一人身でいたいしそれを選択する。
100%何のわだかまりもなくすっきりとした形の幸せの道は
もう選択肢としてないだろう。
不完全な道のうち、どれかを選ぶなら、この道を行くよ。