結婚後、怪しいと思えば妻として相手側の除籍謄本を役所に申請すれば、すぐ
に相手の離婚歴が分かる筈である。
問題は入籍前に相手方の除籍謄本を、妻の立場ではないので申請できないこと
にある。

本来なら、婚姻届に婚姻歴を書き込む欄があるので、唯一離婚歴を確認できる
役所が、虚偽の申告として受付を拒否すべきだと思うが、そういう話は聞かない。
役所でチェックしないなら、婚姻届から悪用され、誤解されやすい婚姻歴の
欄は削除すべきだと思う。

再婚を初婚と偽るのは、口先だけなら法律上の問題は起こらないが、役所に
対する虚偽の申請は、公文書偽造、原本不実記載の罪に問われて当然だと思うが、
未だにいい加減な法律で、罪に問われたという話は聞かない??。

少しでも相手の婚姻歴を疑うなら、入籍前に戸籍謄本及び除籍謄本を相手と交換
すれば、離婚歴の詐称は司法書士や個人等でわかる筈である。
相手の気持ちを害さないため、両親が確認したいとでも言い訳すればよいだろう。
ここで相手が逆上するようなら、ほぼ間違いなく婚歴があると思ってよいだろう。

いずれにして、入籍前に戸籍謄本及び除籍謄本の交換を、日本で習慣化すれば
同情する余地もあるが、こういう愚かで卑劣な犯罪(離婚歴詐称)を犯す人
もいなくなる筈である。
知ったかぶりなんで、間違いがあったらゴメン。