猛禽類がワシタカとハヤブサでどう収斂するまでに並立し進化したのか興味があるね。
姿形はそっくり。空を飛ぶから地理的隔離は出来ない。
獲物が主に鳥などの空飛ぶ対象なのがハヤブサで
逆に地上の獲物を狙うのがワシタカ類だから、そういう形で各々が進化していって
そっくりになったのだろうか。

他の肉食性(昆虫だけに留まらず脊椎動物を餌にする)の鳥等は棲み分けが解りやすい。

フクロウ類は夜を、ハゲタカ類はスカベンジャーを主体とすることで
棲み分けたというのはわかる(あと恐鳥類やヘビクイワシ、ノガンモドキなんかは地上棲で棲み分け)

モズ類は昼の世界でより小粒な獲物(昆虫や小動物)を餌にし、
同じく小粒な獲物を餌に夜に生活するのが小型フクロウ(熱帯から温帯まで幅広く生息)や
一部のコウモリ類(獲物が豊富で進出する余地があった熱帯産限定)だろう。
彼等も一種の棲み分けだな。