こちらは「デイノ>ティラノ」

ワニの噛む力は地球で最強、実測で証明
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/5789/

さらにエリクソン氏は、絶滅したデイノスクス(学名:Deinosuchus)の噛む力も試算してみた。
ラテン語で「恐ろしいワニ」を意味するこのワニは体長10メートルを超え、噛む力は1平方センチ当たり約1600キロと推定された。
この数値は、T・レックスの噛む力を同約900キロとした最新の試算結果を大きく上回るものだ。

シカゴ大学のポロ氏の指摘によると、T・レックスの筋肉は現存しないので、噛む力は体の大きさと頭蓋骨の幅、
吻が短いことに基づいて試算されたものだという。

T・レックスの骨格を見る限り、どんなワニよりも噛む力は強そうに思えるとポロ氏は言うものの、
解剖で確認できるワニの頭部には大量の筋肉が詰まっていることも指摘する。
「もしかすると、ワニのほうが筋肉が多いからという問題かもしれない」。

噛む力において、ワニとティラノサウルスのどちらが地球史上最強の称号にふさわしいか、
確かなことは分からないままだろう(両者を圧倒して、巨大な古代ザメが頂点に立つ可能性もある)。