5日午前9時ごろ、岩泉町の住宅で、飼われていたヒツジがいなくなり、
家族が探したところ、敷地内の別の場所で死んでいるのが見つかりました。
この住宅では庭でヒツジ2頭を飼っていて、もう1頭は無事でした。

町の職員や警察官、それに猟友会が死んだヒツジの傷痕などを確認したところ、
クマに襲われたとみられ、近くでは子グマも目撃されたということです。

この住宅では去年も飼育しているブタがクマに傷つけられる被害が確認されているということです。

県内ではことしクマが目撃されたり、襲われたりする被害が相次いでいます。
また、この秋はクマのエサとなるブナの実が凶作になると見込まれていて、
警察や岩手県などはエサを求めて人里に下りるクマに注意するよう呼びかけています。