Wikipediaの「ニホンオオカミ」に掲載されていますスケッチですが。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%9F#/media/File:Canis_lupus_hodophilax.jpg
初めて見た時はおかしな格好だなと思いましたが、ブラウンの手記を見るとニホンオオカミの頭胴長と同じ程度の
ヨーロッパオオカミの体高は78cmに対してニホンオオカミは60cmで20%短いと書かれています。
このスケッチを画像上で計測すると鼻先から尾の付け根の下までが24cmで肩の高さが12.5cmでした。
ニホンオオカミの体長は、95〜114cmとありますので仮に体長が114cmだとすると
114×12.5÷24=59.375cm
となりほぼ60cm近くになりますのでこのスケッチに描かれている個体の比率は実体に極めて近いのではないだろうか。

このスケッチの頭部右耳の少し後から下に向かって「くの字型」に濃く描かれているところと、左耳を隠して
見るとそれほどおかしな顔付には見えません。かなり実体に近いのかもしれません。