>>672 続きです。
戦後の山梨動物園で実験された雄の甲斐犬と雌の満州オオカミとの
交雑で生まれた3匹の子オオカミの写真を見ると、1匹は、オオカミ
のように見え、2匹は、甲斐犬のように見えた。同じ雌オオカミから
生まれても子供達は、雄親似のものと雌親似のものとに分かれ
中間的なものは生まれないのかな? と考えてしまった。
ニホンオオカミの頭骨を見るとマズルが短くハイイロオオカミ
よりもイヌに近い。仮に交雑個体が中間的な形質になったとしたら
殆んど区別がつかないだろう。毛色が親イヌから引き継ぐものと
親ニホンオオカミから引き継ぐものに分かれるのではないか?