んなこたあない。
人類がもし、今後多くを巻き込んで自滅するにしても
多分、始新世の激変くらいのレベルだろう。始新世温暖化極大&終末事変で
哺乳類の第二次適応放散が促されたが、第三放散が起こるだろう。

鯨偶蹄類のうち、少なくともウシ科、シカ科が小型種中心に幾らか生き残る可能性はあるし、
食肉類が全て消えるのも少々考え難い。
齧歯類、真無盲腸類、蝙蝠類に至っては言わずもがな。

鳥類も消え去ることはないだろう。
トカゲ・ヘビ類もその点は固いかと。

こういったものが一掃されるにはペルム紀末期レベルの長期的な大規模火山噴火とか
白亜紀末期の隕石衝突とかの人智を超えるレベルでの災厄が必須だろうが、
人類が自滅するシナリオがあるなら、おそらく、そこまでに至らず、
わりとあっさり消えるかと。(そんな災厄を起こせるレベルまで発達する前に自滅するかと)

「絶対強者」たる恐竜が主に陸上生態系上位を占有的に長期支配してた時期がむしろ例外的で、
両生類・羊膜類が内陸に至るまで陸上を征して以降、大抵、そこは連立政権的なものだったんだよ。
石炭紀、ペルム紀、三畳紀、新生代もそうだ。単弓類の系統が幾分か優先的に占めてるって点では
石炭紀後期からペルム紀、三畳紀序盤位の状態に新生代は戻ったともいえる。