◆札幌市立円山動物園の動物死亡事故◆
●2010年3月1日 ワラビーの「サンデー」(3歳)死亡。暖房から急に噴き出たスチームに驚いて施設内の壁にぶつかったと見られる。
●2010年11月13日 エゾヒグマの「とわ」(2歳)と「カステラ」(0歳)が同じ放飼場に入ってしまい、体の小さな「カステラ」が「とわ」の攻撃に遭い、死亡。
●2012年1月22日 イヌワシ(オス、36歳)が、ケージに激突して死亡。
●2013年1月7日 コツメカワウソの「コチカ」(1歳)が死亡。プール内ですでに死んでいるところを発見。死亡原因不明。
●2013年1月8日 シンリンオオカミの「キナコ」(13歳)が、檻越しに他の個体に噛まれ出血死。
●2013年4月24日 インドオオコウモリが死亡(2012年に円山動物園に来園)死亡原因不明。
●2013年9月24日 ホッキョクグマのマルルが転落(この事故以前にも飼育環境の危機管理の不備が市民から指摘されていた)
●2014年5月28日 マレーバクの「トーヤ」(2歳半)屋外プール内の壁と鉄柵との間に左顎を引っかけ、溺れて死亡。
●2015年5月3日 コツメカワウソの「ずんだ」(生後9カ月)がプール内の濾過取水口に右後肢を吸い込まれ溺れて死亡。
(※動物園愛護法に基づく改善勧告を受ける)
●2015年7月25日 マレーグマのメス「ウッチー」(推定30歳以上)が、オス「ウメキチ」(5歳)、メス「ハッピイ」(3歳)の繁殖の補助的役割として同居。ウッチーは何度もウメキチに襲われ大怪我、5回目の同居で再び暴行を受け翌日死亡。
●2015年8月23日 グラントシマウマの飛馬(ひゅうま6歳)が新施設アフリカゾーンへの輸送中に死亡
●2015年8月30日 マサイキリンのナナコ(11歳)が誤嚥のため窒息死(過長蹄による転倒が原因との見解あり)
●2015年10月7日 ニホンザルのゆり太(20歳)麻酔による急性心不全で死亡。改装のための園内輸送中に起きた乱闘で負傷した6頭の麻酔手術中の死だった。