【鳥】人間と鳥が協力して蜂蜜をゲット
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野鳥と人が蜂蜜めぐり「共生」、科学的に解明
野鳥ミツオシエによる蜂蜜案内、伝統の声使うと成功率3倍、アフリカ
2016.07.26

 ノドグロミツオシエ(学名:Indicator indicator、英名:ハニーガイド)と呼ばれるアフリカの小鳥は、
人の声を聞きとり、その意味を理解できることが、最新の研究で初めて確認された。研究結果は科学誌「サイエンス」に掲載された。

 モザンビーク北部。ある男性が声を震わせて特殊な音を出すと、ノドグロミツオシエがそれに気付く。
男性は蜂蜜を求めて、ハチの巣を探しそうとしている。ノドグロミツオシエは、彼を巣の場所まで案内し、ごほうびに人間が取り出したハチの巣をもらう。

 飼い慣らされた種が人間とコミュニケーションを取れることはよく知られているが、「野生動物と人間も同じような関係を結べると示した点で、
とても興味深い事例です。こうした事実は、これまで科学的に明らかにされたことはありませんでした」と、
英アングリア・ラスキン大学の行動生物学者クローディア・ワッシャー氏は言う。同氏はこの研究には関わっていない。(参考記事:「音声学者がネコ語の研究を本格始動」)

 人間とミツオシエの関係は長い。数百万年とはいかないまでも、数千年にわたり助け合って生きてきた。
ノドグロミツオシエは木から木へ飛んで、鳴きながら人を誘導し、ハンターたちをハチの巣に案内する。巣を取り出すという骨の折れる仕事は、人間の役目だ。