クマの、よくある勘違い、間違い一覧

×「クマは凶暴!」
○クマは本来、とても臆病な動物。
 クマが人間を攻撃するケースの大半は自身や子熊を
 守るために仕方なくやる防衛行動。

×「クマは人を殺しまくっている殺人マシン!」
○国内でクマに殺されるのは年間平均1〜2人前後にすぎない。
 野生動物による死亡事故のエビデンスを見れば、
 クマよりスズメバチやマムシの方が遥かに危険度は高い。
 無知と主観と思い込みで危険を煽るだけのバカに惑わされてはいけない。

×「クマは人を食う!獲物として狙っているから!」
○クマが人間を殺す事自体が稀だが、更に死体を食害するのは極めて稀な事。
 ヒトをはじめから捕食対象としているクマもいない。

×「クマが人を積極的に襲うようになったら危険!最凶!世界の終り!」
○確かにその場合は危険だが、特定の個体の野生動物がヒトを好んで襲うように
 なった場合に夥しい犠牲を出したケースの大半はネコ科の肉食動物によるもの。
 特定の個体のクマによる最大の獣害事件は三毛別羆事件だが、客観的に見ると
 死亡者は一桁にすぎず、世界の大量の死亡者を出している他の獣害事件と比較した場合、
 桁違いにスケールが小さいとしか言えない。