多くの人との対話を通じて感じてきたことですが、オオカミの再導入について賛成する人も反対する人も大きな誤解や曲解があるように感じます。 野生鳥獣による農作物・林業被害対策としての、オオカミによる捕食(および捕食リスク)の効果は期待できません。 オオカミが再導入されても農林業被害はほとんどなくならない、というのが私の予想です。 その理由は、「鳥獣による被害発生原因やそのメカニズム」と「オオカミの基礎生態」をきちんと理解すれば明らかです。 また、農林業被害対策効果を第一義の目的として、あるいは農林業被害軽減効果に大きな(過度の)期待を寄せて、オオカミ再導入を行う(または主張する)ことには反対です。 この点はRay et al. (eds.) "Large Carnivores and the Conservation of Biodiversity" (2005, Island Press)においても指摘されています。 0116名無虫さん2014/09/04(木) 18:47:21.08ID:ZIKm58su 【生物】ニホンオオカミは日本固有種ではなかった、岐阜大が遺伝子解析…ハイイロオオカミの亜種、朝鮮半島と陸続きの時代に渡来か http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1409813728/l50