現在のホオジロサメの近縁種である「メガロドン」が絶滅して、現生種のホオジロサメ「キャルカロドン」類のみ
が生き残ったのは、主食である鯨が水温の低い北極と南極海に逃げてしまい。
それらを追いかけて北上もしくは南下できるキャルカロドン・カルチャリスのみが残った。
なぜなら、奇網と呼ばれる体温調節機能を持つ現生のキャルカロドンだけが今に生き残った理由である。

またホオジロサメは深海1,000mまで潜りダイオウイカを捕食していることも知られている。
6500万年前まではメガロドンとキャルカロドンは大きさもさほど変わらなかった
のではないかとも言われている
つまり、10m〜級のジョーズはやはり実在していたことになる。

また、深海に住む巨大鮫「オンデンザメ」(6m〜7m)は、メガロドンの進化?退化した姿だと
いう説を唱える学者もいる。彼等はホオジロ鮫やネズミ鮫科特有の体温調節機能である
「奇網」を有していないのですこぶる動きが鈍重であるが深海ならば暮らしていける。
深海底の鯨やダイオウイカ等のの大型屍体専門のスカベンジャー として特化したのである。