昆虫はなぜ海に進出できなかったか
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陸上の覇者である昆虫が、なぜ生命の源である海へと帰ることができなかったのか
これをみんなで考えよう いくつかの観点からの意見が出てるから、それぞれ分けてまとめよう
まず、分類学的な意見
・宇宙からやってきて突如地上に出現したため、海という環境の経験がないから。
(=祖先は海にいなかった)
・昆虫が、陸上に進出した後の種の形質に基づき、定義されているから。
(=祖先は海におり,陸上に進出,陸上生活に適した形質を次々獲得した) 後者の根拠は、
1.体の構造が海中生活に適していない
2.昆虫の祖先に近いとされる海中生物の存在
で次のような理由が挙げられた。
1.体の構造が海中生活に適していない
理由
・翅が邪魔である
・外骨格であるため浮いてしまう(ちなみに各節の間は節間膜という丈夫な膜でつながっているので、そこから単純に体内に海水が入り込むようなことはまず無い)
・エラが無い
・塩分の問題(塩水を飲むことによる何かの害?,表皮の水分が奪われる?) 2.昆虫の祖先に近いとされる海中生物の存在
>>311
>>323
の通り ごめん見過ごした
>>170
淡水の鰓脚類→(上陸して)六脚類→無翅昆虫→有翅昆虫→多新翅類or完全変態類
(=祖先は陸水におり,陸上に進出,陸上生活に適した形質を次々獲得した)
形質の獲得については色々面白い話があったけど、とりあえず次に進もう。 生態的な理由
・ニッチが無い
・新たな適応が必要(適応するには大きなコストがかかる)
→これらは、海が昆虫にとっての新環境であるという前提の話 大きくまとめるとこんな感じでいいか
・昆虫の定義の問題
(昆虫が、陸上に進出した後に獲得した形質に基づき、定義されているから。)
・祖先は陸水棲で、海の環境に遭遇したことが無い
(昆虫の祖先は淡水におり,陸上に進出して陸上生活に適した形質を獲得したから。)
:昆虫にとっての新環境である海に適応するとなると、大きなコストがかかる
・ニッチの問題
(甲殻類)
ちなみに、これらの全てが理由である可能性もあるわけか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています