昆虫はなぜ海に進出できなかったか
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陸上の覇者である昆虫が、なぜ生命の源である海へと帰ることができなかったのか
これをみんなで考えよう 昆虫が陸に拡散した頃の年代の海と
地球史的な意味での最近の海とじゃ海水の組成が違い過ぎるから
とかじゃないのかな? それが住めない理由になるなら、昔の海中生物は今の海には住めない理屈。 全然論破になってないじゃん自演ちゃんw
長期間段階的に組成が変わるなら、多くの種も変異し適応するわな 硬骨魚は満員の中に帰っていったんだが・・・
てか絶滅とかでニッチが緩くなる時期は結構あった筈だよな
海洋無酸素事変の後とか 海にはダニや蚊がいないって清潔でいいよな。
あ、そういう話じゃないw ゴキ以上に俊敏なフナムシが、たいていの海水浴場に標準装備ですが 逆の発想で、もし台所にフナムシが住み着いてたらものすごく嫌だ。
つーか泣くと思う いやまてまて、昆虫は水域で昆虫に進化してから陸に上がったんじゃなくて、
何かの昆虫類の祖先が陸に上がってから、昆虫に進化したものだろう? >>243
六脚類の事かな?
どのみち翅の獲得はもっと後だよ 昆虫はもともと気合いとは無縁の動物。
温暖な土地の冬でさえも越せないゆとり >>247
それだと、冬のある地域に昆虫は存在しないことになるが。
昆虫にも気合いはある。ゴミムシとか見てると、気合いを感じる。
ハンミョウなんか、もう最高! >>248
>冬のある地域に昆虫は存在しないことになる
活発に活動できないところがゆとりたるゆえん。
吹雪の冬に鳴く蝉はいない。
これがゆとり ザトウムシなら、雪の上を歩いているのを見たことがあるが
アレは昆虫じゃないしなぁ 冬といっても温暖なところもあるから、問題は温度だろう
零下の中で活動するのか? 零下じゃないと冬と認識してもらえないのか?w
南極に生息するユスリカBelgica antarcticaでも認めてもらえないの? >>249の言っているのは、
冬でも温度のある時や場所で活動が可能かということではく
狐や白鳥みたいに零下に晒されても活発に活動できるかということだと思うが。 >>259
温度だけが問題なら>>258のような極地で活動する昆虫の存在で十分じゃないのか? >>261
例としてはいいが、例外とすべきじゃないか?
シーモンキーやカブトエビを例にとって甲殻類が乾燥に耐えられるとは言わないだろ。
ウミユスリカもだが、ユスリカってなんかすごい適応力のある昆虫だな 氷床下にも甲殻類はうようよいる。0度近辺はもともと不活発になら動ける温度で
フユシャクとかセッケイカワゲラの活動もそのレンジに収まってるだろう。
厳寒期はもっと温度が下がる。吹雪なら日本でもマイナス10度近く行く
その中でそれらの昆虫は狐やオオカミのように餌を探して活動できるだろうか?
極地に生きるBelgica antarcticaはやはりちょっと例外という気がするな あほくさてのは、美味しくかつ栄養価の高い野菜なんだが、
補食動物の多いとこに無防備に繁殖するので、
誰でも簡単に食えるところから「あほくさ」と名がついたのは有名な話。 何でも例外で片付けるご都合主義者を揶揄する言葉か?
アホくさいの省略形だろう よくわからんが
変温動物は極寒でもバリバリだよってことか? とりあえず海の中の節足動物から現在の昆虫に至る進化史ってのはどうなってるんだ? ってか、陸に上がった外骨格の連中で、また海に戻った奴は居るのか? 産卵期に大挙して海に向かう陸棲のカニっていなかった? 一度海から離れると、戻りづらくなる要因でもあるのかな? ふつー海に残してきた女に他の男ができたとか、
踏み倒した借金が膨らんで戻るに戻れなくなったとかじゃね? 発生過程が淡水適応してゆく段階で、
何か不可逆性の高い進化が起こっているのではないだろうかと想像 >>281
半透膜の問題かな?
外界:高張 内部:低張
を
外界:低張 内部:高張
に変えたから 翅の問題だろ
塩分は翅の天敵、昆虫から翅を取ったら強みが何にもねー フナムシは海から来ていままさに陸に進出中
先輩のワラジムシには及ばないながら
もう大分内地にまで入り込んでるよ 一時山中で写真に高速滑空する虫が映るって話題になったけど、
あれ山に進出したフナムシだよな。
人気を察知すると猛烈な速さで隠れるから知ってる人少ないけどさ。 林床の堆肥層内には、ヒメフナムシを見掛けるけれど、滑空はしないな。 ウミトビケラ科Chathamiidae (世界に2属5種ほど)
ウミアメンボ属Halobates (世界に47種ほど)
ケシウミアメンボHalovelia septentrionalis
(ウミミズカメムシSpeovelia maritima)
(サンゴカメムシCorallocoris marksae)
(サンゴミズギワカメムシSalduncula decempunctata)
アザラシジラミEchinophthirius horridus
セイウチジラミAntarctophthirus trichechi
ウミユスリカ属Clunio (世界に21種ほど)
イソユスリカ属Telmatogeton (世界に15種ほど)
オヨギユスリカ属Pontomyia (世界に4種ほど)
シオサイユスリカChironomus salinarius
エビイケユスリカ?
トウゴウヤブカAedes togoi
イナトミシオカCulex inatomii
海棲ガガンボGeranomyia bezzii,Psiloconopa marina
ミツマタイソガガンボDicranomyia trifilamentosa
クロイソヒメガガンボ?
チャイロチビゲンゴロウLiodessus megacephalus
(ババチビドロムシBabalimnichus masamii Sato, 1994)
海水にいそうな昆虫を集めてみた。括弧内は海水に触れるか不明な種。
イソユスリカには渓流性のものがいるようで、すべてが海棲とは限らない。
ウミトビケラやユスリカ類、ガガンボ類、カ類は幼生期にタイドプールなど潮溜まりに潜み、シラミ類は海獣類とともに海中に、チビゲンゴロウは成虫幼虫ともに潮溜まりに棲む。
それでも沖の方まで進出する昆虫はほとんどいない。(ウミアメンボの仲間では外洋性の種がいる)
他にも海水に棲む昆虫はいると思われる。 魚の餌になりそうな双翅目ばかりが海に進出するなんて自殺行為のような… 陸海空、そのときの気分でどこでも生息できる動物はおらんのかねえ。
いれば無敵だな。 >>296
それチャウ。
長時間潜れない、泳げない。陸には着陸するだけ、走れない。
却下。
>>292
(ウミミズカメムシSpeovelia maritima)
(サンゴカメムシCorallocoris marksae)
(サンゴミズギワカメムシSalduncula decempunctata)
1日の半分位は海水に浸かってるようなところにいるから、半海棲てところかね
(ババチビドロムシBabalimnichus masamii Sato, 1994)
こいつはほとんど水没しないが磯にしかいない
>>292に挙がってる種のほとんどは、同じ科なり属内に陸水やその水際に棲む別種がいるという共通点があるのか、ふーむ。 どこでも生息できる動物ってのは、そこでしか生きられない動物に生存競争で負けそうだが。 どこでも生息できるんだったら負けるわけがなかろう。
負けたら生息できなくなるんだからw なんだこの流れ自演か?
別の環境に適応するための器官を維持するために余分なエネルギーやら必要になるから間違った考え方じゃないぞ 海でライバルAに叩き出され、陸でライバルBに負け、空でライバルCに追い出され
もう宇宙にでも逃げるしかないなw 昆虫の祖先の正体がよく分かってない限り解決しないかもね やっぱり昆虫の祖先が海から汽水域、川と遡上して陸に上がったんじゃないのか?
だから淡水には戻り易いとか
海でアミノ酸が醸成されたとすればそうなるよね。
ただ、ここでの話題は、何故海から追い出されたか。
そして里帰りできないのかっすよ。(若干数は帰省できたとの報告はありますが) >>307
だから、川から離れなかった、そんなに陸に適応しない奴らが
海に戻り易いんじゃないかと 川から離れなかった奴らなんていないんじゃないの?
無翅で無変態のシミみたいな奴らが陸上に適応して、それから羽を得たトンボやらカゲロウやらが水場に戻ったんでしょ
つまり淡水には簡単に戻れたけど、海は難しいと。
甲殻類との競合ってのももちろんあると思う。でもニッチを奪い合って負けるほど弱いかね?
淡水での比較的高次な捕食者だけ見てみても、甲殻類はテナガやスジやザリやサワガニのような種の基本形から大して逸脱しない形に留まるのに対して(結局ハサミで掴むことしか出来ねーだろあいつら)
昆虫はタガメにヤゴにゲンゴロウにホタルと運動方法も捕食方法もめっちゃ多様性あるんだよな
だからやっぱ呼吸の問題だと思う。いったん空気中の酸素に依存した高い代謝を得てしまうと、完全なエラ呼吸に戻ったらその運動能力を維持できなくなるんじゃないか
あと繁殖に特大のアドバンテージのある翅を捨てきれないのかもしれない。これ捨てないと結局水面から離れられない
トワダカワゲラみたいな成虫でも無翅の種が上陸するのをやめてアホロートルみたいに水中で繁殖できるようになれば海中への道も開けるかもな >>309
>川から離れなかった奴らなんていないんじゃないの?
それはそれで謎だな 確かに無翅類が陸上に適応してから、
カゲロウやトンボが再び水辺に戻ってきたプロセスも興味深いな。 >>311 アヤトビムシにも似てる
現在の内顎類の形が、昆虫の祖先的な形に近いんだろーかね 個人的に気に入ってるのは
>>129 昆虫の「定義」の問題
>>162 浮くから(=外骨格,体が軽い)
>>246 不甲斐無い うちの部屋に紙魚が出た
祖先の形を残してる貴重な昆虫だと思うと殺せないな ゴキなんてトンボより後にやってきた新参者
殺してよし! >>311
外見が似てても呼吸器系が大きくちがうからなあ
エラから気管への進化ってどの段階で起こったんだろ >>318
カゲロウ類なんか幼虫世代に外鰓が付いてるのが興味を引くね。 >>318,319
おそらくエラ呼吸→空気呼吸は簡単に起こる進化で例もいっぱいある
空気には酸素いっぱいあるからあんま苦労しないんだろう
逆に空気呼吸→エラ呼吸は例が少ない
エラ呼吸で空気呼吸と同じだけの酸素を得ようと思ったらめちゃくちゃ効率上げないといけない
だから昆虫はもともと成虫になるため無駄に動かずにエネルギーを貯めないといけない幼虫期がエラ呼吸の低代謝と上手く噛み合ったんだと思う >>319
水生昆虫の幼虫にある気管鰓は気管が水中生活に適応したもので、昆虫の祖先が陸に上がる?前に持ってたはずのエラとは違うもの 海は昆虫にとっての新環境だから、現時点で適応できている種が少ないということかな。
陸上でガンガン進化した昆虫の一部が、新たな生息環境を求めて河川や湖なんかの陸水に進出して適応し、またその中の一部が海に進出して適応したという感じ。
何万年後にはもっと増えてるかも >>73,74
世界最古の多足類は4億2千万年前のヤスデの仲間だ。
世界最古の甲殻類は3億3千万年前だから、
甲殻類や甲殻類の一系統である昆虫が祖先って事はおそらくない。
多足類の祖先は鋏角類の中の何かだよ。
個人的には世界最古のクモが3億8千万年前、ダニが4億1千万年前である事を考えると
4億5千万年前から居るサソリか、それ以前のウミサソリが多足類の祖先になったんじゃないかと思う。 大顎も触覚もある多足類が鋏角類の子孫?無理あるでしょ
遠くても甲殻類の姉妹群くらいまでしか系統は離れないんじゃないの いや、俺が言いたいのは化石証拠からみて同じ大顎と触覚を持つ節足動物の系統の中で
汎甲殻類が多足類の祖先になったのではなく、多足類が汎甲殻類の祖先になったって事。
新たな甲殻類の化石が見つかったり、ヤスデにタイムトラベル能力があったりしない限りはね。
多足類と汎甲殻類が近縁な事は間違いない。
ただ、生物が無から有を生み出せない以上、大顎類の祖先は4億2千万年以上前に存在していた
節足動物とする他ない訳だから、消去法的に鋏角類か三葉虫、
またはその中間のマイナーな種にしか見出せない事になる。
その上で同時期に陸生の経験を持つ鋏角類かなと思ったわけさ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています