>>117
北米先住民は、毛皮目的、食料庫への襲撃防止などでオオカミを狩り
普通にオオカミと殺し合いしてた

同様に、アイヌも大陸との交易用の毛皮目的でエゾオオカミ狩ったし
家畜であるアイヌ犬を襲って殺すオオカミは、アイヌにとって凶害の面も当然ある

  犬飼哲夫 「植物及動物」(昭和8年)  より 
アイヌ児童は、犬皮の服で外に出るとエゾオオカミに襲われるとのこと

> 然し家畜の被害は古から絶えなかつた。昔はアイヌの畜犬が盛に狼に盗られたと云ひ、
> 近文アイヌの古老は
> 子供の外出する時は犬の皮の衣服を着て出ない様注意されてゐたと云ふ」

  地名 ポヨップ、ポヨプ(狼) のオオカミは 『凶害を成す者』 の意
   http://www.ainu-museum.or.jp/siror/dictionary/detail.php?book_id=A0269
>  注2.――日高国静内郡に「ポヨプ」という地名があって、
> 永田方正氏はこれに“poiyop or hoiyop”とローマ字をあて、オオカミの意味にとり、
> 『コノアタリ狼多シ。故ニ名ズク。「ホヨプ」ハ凶害ヲナス者ノ義』と注している(Nagata, p.254)。