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■動物最新情報館■1.6tのクマ・スプーンに負けたトラ
0001名無虫さん
垢版 |
2011/02/26(土) 00:09:17.59ID:icbgV1if
古今東西、色んな動物の最新情報を集めましょう。
0124名無虫さん
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2016/01/06(水) 18:03:44.92ID:???
http://www.outdoorhub.com/stories/2014/10/16/4-largest-bears-ever-taken-hunters/
Erling Hansen took one in 1961 that scored 30 11/16 and Fred Henton took one in 1938 that scored 30 9/16.

http://twistedsifter.com/2012/04/15-of-the-largest-animals-in-the-world/
The heaviest polar and brown bear weights recorded were respectively 1,003 kg (2,210 lb) and 1,135 kg (2,500 lb).

http://www.adn.com/article/20140507/giant-grizzly-one-some-record-books-not-alaskas
Fitzgerald's bear was big, but were it seen standing next to the world-record brown bear with a skull measuring 3012/16, it would look badly outsized.

https://books.google.co.jp/books?id=T3FEKopUFkUC&;pg=PA33#v=onepage&q&f=false
there are reports of giant bears weighting as much as 1134kg(2500 lb) libing on the kamchatka Peninsula,Russia, but scientific evidence is virtually non-existent.
1134キロ(2500ポンド)くらいの巨大なクマの報告がありますが、科学的な証拠は、事実上存在しない。
0125名無虫さん
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2016/01/06(水) 18:52:28.36ID:???
身長3mの大型類人猿、巨体のパワー系池沼だった事が絶滅の原因か
fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1451980521/

大型類人猿の絶滅、原因は「変化への不適応」か 研究
AFP=時事 1月5日(火)16時41分配信

地球を闊歩(かっぽ)した史上最大の類人猿が10万年前に絶滅したのは、
常食としていた森林の果実が気候変動の打撃を受けた後、
サバンナの草に食性を切り替えられなかったことが原因であることがこのたび示唆された。

これまでに存在した中で、映画『キングコング(King Kong)』に登場するキャラクターに
最も近いとされるこの大型類人猿「ギガントピテクス(Gigantopithecus)」は、大まかな推算によると、
体重が成人男性の5倍で、身長が3メートルに達した可能性が高いという。
この類人猿は、100万年前の全盛期には、中国南部と東南アジア大陸部の亜熱帯森林地帯に生息していた。
だが現在のところ、ギガントピテクスの解剖学的形状や習性については、ほぼ何も分かっていないのが実情だ。

化石記録としては、下顎骨の一部が4個と、恐らく1000個ほどの歯しかない。
1930年代に見つかった最初の歯の化石は、香港(Hong Kong)の薬局で「竜の歯」として販売されていた。
独テュービンゲン大学(University of Tubingen)の研究者、エルベ・ボヘレンス(Herve Bocherens)氏はAFPの取材に、
これらのわずかな化石は「この動物が二足歩行か四足歩行かや、体の比率が
どのようになっていたと考えられるかなどについて述べるために不十分であることは明らかだ」と語った。

また、肉食性だったか、草食性だったのか。同地域に生息していた先史時代のジャイアントパンダと同じく、
タケばかりを好んで食べていたのだろうかなど、その食性についても謎となっている。
他の動物群から脅かされることはほとんどなかったであろう、この大型動物が絶滅した理由も、
これらの謎を解明することで明らかになる可能性がある。
0126名無虫さん
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2016/01/06(水) 18:53:02.97ID:???
>>125続き
■適応か死か

実は、ギガントピテクスの歯には、これらの疑問に関する情報が含まれていた。
ボヘレンス氏と国際研究チームは、歯のエナメル質に含まれる炭素同位体のわずかな変化を調査した。
その結果、森の中だけに生息していた「原始のキングコング」が、完全な草食性で、タケにはそれほど関心を示さなかった可能性が高いことが分かった。

約260万年前から1万2000年前まで続いた更新世の間の氷期において、
ギガントピテクスの食物の選択範囲の狭さ(狭食性)は致命的な問題となった。

自然、進化、そして恐らく食べたことのない食物の拒絶
──これら全てが悪い方に作用し、ギガントピテクスは
絶滅の運命をたどることになったとボヘレンス氏は説明する。

ボヘレンス氏は「ギガントピテクスは体が大きかったため、大量の食物に依存していたと推測される」と話す。
「更新世には、ますます多くの森林地帯がサバンナ地形に変化したため、食料供給が単純に不足した」というのだ。

研究によると、他方でアフリカに生息していた、類似の歯を持つ他の類人猿や初期人類は、
新たな環境から提供される木の葉や草や根を食べることで、同じ変化を生き抜くことができたとされる。
しかし、体重が重すぎて木登りや枝揺らしができなかった可能性が高い大型類人猿のギガントピテクスは、
何らかの理由で、食性を切り替えなかった。

「ギガントピテクスは、同様の生態学的な柔軟さを備えていなかった可能性が高く、
ストレスと食料不足に耐えるための生理学的能力が不足していた可能性がある」と研究では指摘された。
今回の成果をまとめた研究論文は、国際第四紀学連合(INQUA)の専門誌「Quaternary International」に掲載される。
【翻訳編集】 AFPBB News

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160105-00000030-jij_afp-sctch

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/500x400/img_c8c33bbc02847236bc01b373b77b272f45973.jpg
ギガントピテクスと人間の比較図
0127名無虫さん
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2016/01/23(土) 11:47:43.11ID:???
【動物学/宇宙開発】体長1mmの小さな生き物 線虫の筋肉も宇宙で育てるとやせ細る 微小重力が個々の細胞レベルに及ぼす影響
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1453509464/

https://research-er.jp/articles/view/42657

【研究概要】

 東北大学大学院生命科学研究科の東谷篤志教授と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の東端晃主任開発員らは、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟での宇宙実験で、
モデル生物のひとつである線虫を微小重力下で育てたところ、筋肉がやせ細ることを遺伝子やタンパク質の解析で発見しました。
国際宇宙ステーションでの二度の宇宙実験を通して、宇宙で生育させたモデル生物の一つ、線虫(C. elegans)(1)のからだの変化を分析しました。詳細は以下の通りです。

・運動する頻度が極端に低下する。

・エネルギーの代謝や個々の細胞のなかの骨組み(細胞骨格)も低下する。

・2 回の異なる宇宙実験から、再現性の良い結果が得られた。


 「きぼう」には、同じ細胞を微小重力で育てる実験区(μG 区)と遠心機によって人工的に重力を与えて育てる実験区(1G 区)があります。
上記の結果は、この μG 区と 1G 区の比較によるもので、重力のあるなしを同じ環境で同時に比較したこれまでにない実験です。

 この 2 つの実験結果により、線虫のような大変小さく軽い生き物でも、重力は個々の細胞ごとに影響を及ぼすと考えられ、
生物は微小重力環境に応じた“からだ”に変化することが強く示唆されました。


(以下略)
0128名無虫さん
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2016/01/23(土) 11:48:48.69ID:???
【生物】CO2で魚が「酔っ払う」可能性、海で迷子に 豪研究
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1453435473/

【AFP=時事】海水中の二酸化炭素(CO2)濃度が上昇することで、2050年までに、魚が「炭酸酩酊(めいてい)」に陥り、海で迷子になる可能性があるとの研究結果が20日、発表された。

 人間による石炭、石油、天然ガスなどの燃焼で排出されるCO2の約3分の1は、海に吸収される。これによって海水の化学組成が時間とともに変化し、酸性度が高くなる。

 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の研究チームは今回の研究で、CO2濃度の上昇によって2050年までに、
高炭酸ガス血症として知られる現象が魚に発生する可能性があるとの推算結果を示した。この2050年は、起こり得ると従来考えられてきた時期よりはるかに早い。

 研究論文の主執筆者、ベン・マクニール(Ben McNeil)氏は声明の中で、この症状について「実質的に、魚たちは海で道に迷うことになる」と説明している。

「CO2が魚の脳に影響を及ぼすため、魚は方向感覚を狂わされ、巣への帰り道を見つけられなくなる。捕食動物がどこにいるのかすら分からなくなる」

 マクニール氏と共同研究者のトリスタン・サッセ(Tristan Sasse)氏の研究チームが今回行った推算は、CO2排出の動向が最悪事態のシナリオをたどるケースに基づくものだ。
これは、人間がCO2排出を抑制するための対策を何も講じないことを意味する。

「今回の研究で明らかになったのは、大気中CO2による汚染が増大し続けると、南極海(Southern Ocean)、
太平洋、北大西洋などにあるCO2の高濃度汚染海域に生息する魚や他の海洋生物が、今世紀中期までに高炭酸ガス血症を発症することだ。
これは従来の予測よりはるかに早い時期に起き、予想以上に大きな悪影響を及ぼす」とマクニール氏は話している。

 これは、商業漁業や生活の糧としての漁業に深刻な影響を与える恐れがあると研究チームは警告している。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160122-00000018-jij_afp-sctch
0129名無虫さん
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2016/02/12(金) 03:47:50.17ID:???
【生物】オオズアリの働きアリ 命が尽きる瞬間まで「老化」しない/英研究結果
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1455193947/
働きアリは「老化」しない:英研究結果
WIRED 2016.2.9 TUE配信記事
https://wired.jp/2016/02/09/ants-dont-age/

オオズアリの働きアリは、命が尽きる瞬間まで、老化の兆候がまったく見られないという研究結果が発表された。

人間の場合、老化現象は止められない。
しかし働きアリは、命が尽きる瞬間まで、老化による衰えを一切示さないらしい。

英国王立協会が発行する学術論文誌『Proceedings of the Royal Society』に掲載された論文によると、
Pheidole dentata(北米に生息するオオズアリの一種)の小型の働きアリ(マイナーワーカー)は、
実験室の環境では140日間生きるが、命が尽きるときまで、老化の兆候はまったく見られなかったという。
オオズアリでは、働きアリの一部が大柄な兵隊アリ(兵アリ)になる。
研究者は通常の働きアリを小型働きアリ=マイナーワーカー(minor worker) 、いわゆる兵隊アリを大型働きアリ=メジャーワーカー(major worker)と呼ぶ。

働きアリたちは、幼虫の世話をしたり、道しるべフェロモンをたどったり、死んだ昆虫をあさったりなど、毎日の作業にいそしんでいるが、こうした働きアリ数百匹が調査対象になった。
0130名無虫さん
垢版 |
2016/02/12(金) 03:48:16.60ID:???
研究者たちはこれらの働きアリたちに、脳細胞の死滅や、ドーパミンなどの神経伝達物質の減少、日々の作業効率の低下など、人間に見られるような老化現象が現れるかどうかを注意深く観察した。
その結果、アリがそうした現象の影響を受けることはなく、死の直前まで最高の状態で生き、最期を迎えることがわかった。

論文の共同執筆者であるジェームズ・トラニエロは、次のように説明する。
「働きアリは、最初のうちは仕事が上手くできないのですが、次第に行動を学習し、できることを増やしていくということを、われわれは知っていました。
こうした行動や機能について、通常の曲線、つまり、徐々に上がっていってピークに達し、その後衰えていくということが、アリにもあるだろうと考えていました」

けれども、そうした衰えは、働きアリには見られなかったという。
実際アリたちは、成長につれて多くの仕事が上手にできるようになり、同時に、日にちがたつほど活動的になった(論文によると、セロトニンやドーパミンは、年をとった働きアリのほうが増えていたという)。

研究者らは、こうした現象の原因は不明だが、高度に発展した社会の仕組みが、アリの脳をより効率的に働くようにした、あるいは回復力を高めた可能性があることを示唆している。
また、働きアリに生殖能力がないことや、低酸素状態の環境が、彼らの健康によい影響を及ぼしたことも考えられるという。
0131名無虫さん
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2016/03/01(火) 21:45:29.52ID:???
キツツキがあんなに頭を振り続けても頭痛を起こさないワケ MITがそのメカニズムを解明
fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1456835995/
http://www.gizmodo.jp/2016/03/post_664144.html
そう言われてみると、めちゃくちゃヘッドバンギングしてるけどフラフラになってない!
キツツキファンと材料科学ファンのみなさん、お待たせしました。マサチューセッツ工科大学(MIT)が、1日中木に頭を打ち付けているキツツキがなぜ脳の損傷を受けたり、頭痛にならないのかを動画でまとめました。
どうしてキツツキが脳の損傷を受けずにつっつき続けられるかを説明してくれる動画シリーズ「Built To Peck: How Woodpeckers Avoid Brain Injury」にはMITの材料科学の教授Lorna Gibsonさんが出演しています。
彼女は熱心な「バード・ウォッチャー」でもあります。「工学的な視点から、鳥たちの活動を観察してみたかったんです」とGibsonさん。Gibsonさんは、研究プロセスとして、まずハーバード大学の比較動物学博物館の何世紀にもさかのぼる標本を見てみました。

「頭を振ることで起こる脳への損傷」というトピックは、アメフト選手たちの脳しんとうや長期的な脳損傷への懸念が大きくなるにつれて、最近では科学的な研究の対象となってきています。
このトピックに対してGibsonさんは楽しくて魅力的な答えをみつけました。「キツツキの熱狂的なつっつきというおもしろい観察をキッカケに、物理学や機械工学に少しだけ足を踏み入れて、それからもっと勉強してくれたらと思っています」とGibsonさんは話しています。
0132名無虫さん
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2016/03/01(火) 21:46:00.11ID:???
>>131続き
キツツキの頭は衝撃を吸収するようになっている、というのが以前の研究でわかっています。オスのキツツキは1日に500〜600回、1秒に18〜22回も木をつつきます。そして求愛シーズンにはその数が2倍に増えるそうです。
減速力は1,200gで、ゆっくり減速すればするほど、衝撃は少なくなります。時間が長くなるとエネルギーが分散されて消費されるからです。
人間は100gの急な減速力で脳しんとうを起こします。では、キツツキは? 全然それくらいなら平気です。Scientific Americanに投稿された論文でこのように説明があります。

キツツキが慢性的な頭痛や深刻な脳しんとうにならない訳は、彼らの頭の構造がカギとなっています。「分厚い筋肉、スポンジのような骨、そして3つ目のまぶた」が一緒になって衝撃を吸収しているのです。
そしてキツツキはまっすぐできれいな直線状のフォームで打ち付けるのです。特にくちばしは、硬さと弾力性の両方を兼ね備えています。
普通、頭蓋骨にはスポンジ状の衝撃を吸収する骨がありますが、キツツキには頭蓋骨の後ろにhyloidと呼ばれるもう1つの弾力構造があるのです。この頭蓋骨の構造は、脳せき髄と合わせて振動を制御します。

このような研究は、携帯電話や飛行機のブラックボックスに内蔵されているマイクロ・エレクトロニクスを保護するためや、宇宙船が「宇宙に浮いているゴミ」にぶつかる時に保護してくれる衝撃吸収システムを開発するのに役立ちます。
そして、キツツキと人間の頭の構造は解剖学的にかなり異なっているとはいえ、キツツキからアメフト選手の脳しんとうを防ぐためによりよいヘルメットをデザインすることだって考えられます。
小さなキツツキの不思議には、人間の生活に役立つヒントがたくさん隠れているんですね。
0133名無虫さん
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2016/03/06(日) 18:40:34.75ID:???
【生態学】水鳥とアリゲーターの危険な取引 鳥たちはアリゲーターのそばに巣を作ることによってかえって一定の保護を得られる 米研究
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1457219164/
水鳥とアリゲーターの危険な取引、米研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160305-00000020-jij_afp-env

【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州の大湿地帯エバーグレーズ(Everglades)で、ワニがいる場所の真上にシラサギやアオサギといった水鳥が巣を作るという一見危険な行為によって、
実は水鳥とワニの両者が利益を得ているとする研究論文が今週、米オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」に発表された。

 水に落ちた鳥のひなはたちまちワニに食べられてしまうが、アリゲーターが近くにいると鳥の卵やひなを盗むフクロネズミやアライグマが近づかないため、
鳥たちはアリゲーターのそばに巣を作ることによってかえって一定の保護を得られるという。

 一方、鳥は餌が乏しいときなどに、最も弱いひなをわざと巣から落とし、ひなの数を減らす習性がある。
これによってアリゲーターとしては一定の餌を確保できるため、鳥の巣の下に集まるアリゲーターは栄養状態が良いという。

 論文の主著者で、米ジョージア大学(University of Georgia)研究員のルーカス・ネル(Lucas Nell)氏によれば、鳥の巣の近くにいるアリゲーターたちの栄養状態は驚くほどよく、
巣の近くにいないアリゲーターと比べると、体長約180センチのアリゲーターで体重は平均して約2.7キロ重かったという。

 さらに研究チームによれば、アリゲーターに似せた人形を置いておくだけで、近くに巣を作る鳥の数がずっと増えたことから、
「鳥たちはアリゲーターの存在を、巣作りにとって好条件とみなしている」可能性があると述べている。
【翻訳編集】 AFPBB News
0134名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 01:00:15.04ID:???
【動物行動学】魚はウソをつけるし、見破りもする 不正直なのは我々人間だけではない
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1457562288/
魚はウソをつけるし、見破りもする | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030900083/


 水槽の魚をじっと見つめるフィリップ・ストッダード氏は、その優雅な動きに見とれているわけではない――彼はどの魚が「ウソつき」かを見極めようとしているのだ。

 米マイアミにあるフロリダ国際大学の生物学者で、電気魚を専門とするストッダード氏は、魚がどういう場合にウソをつき、他の魚はどうやってそれを見抜くのかについて研究している。

 唸り声を上げたり、体色を変化させたり、空気中に化学物質を放出させたりと、動物たちは実にさまざまな方法でコミュニケーションをとる。
だから彼らの中にウソをつくものがいたとしても、驚くにはあたらないとストッダード氏は言う。

「動物のコミュニケーションに関しては、まだよくわかっていないことがいろいろとありますが、そのひとつが、彼らが仲間を信用するかしないかを、どうやって決めているのかということです」
(参考記事:「魚が海中で姿を隠す仕組みを解明」)

 ストッダード氏によると、動物たちは我々人間と同じような計算を働かせて、他の個体を騙すことが少なくないという。

 先日マイアミで行ったインタビューの中で氏は語った。「どんな種であれ、若いメスなら、自分にはこれだけの財産があると語るオスの言葉をそのまま鵜呑みにはしないと言うでしょう」。
0135名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 01:00:41.80ID:???
>>134続き
大きな魚は声も大きい

「自分の身元、セックス、攻撃、なわばりなどの話題は、大半の動物が興味を持つ定番のトピックです」と氏は言う。

 そうした会話の中に隠されたウソを発見するため、ストッダード氏はプラスチック製の水槽で、
デンキウナギ目に属する南米のフェザーテイル・ナイフフィッシュ(Brachyhypopomus pinnicaudatus)を飼育している。

 夜行性で体長約20センチのこの魚は、周囲の環境を把握したり、互いに意思の疎通を図ったりするために弱い電気パルスを発生させる。
(参考記事:「デンキウナギ、電撃で獲物の位置特定も行っていた」)

 体の仕組みからすれば、大きな魚ほど強い信号を送れるため、この電気信号は発信する魚の大きさの目安にもなる。
そこで、ストッダード氏は電気信号を音に変換できるスピーカーを水槽に取り付けた。(参考記事:「電気を使う動物のショッキングな事実」)


小さな魚の大きなウソ

「ピニ」(学名にちなんでストッダード氏がつけた通称)の研究を続けるうち、彼は予想外の発見をするに至った。

 ある実験で、ストッダード氏はエサを十分に与えたグループと、あまり与えないグループを作った。どちらのグループにもオスとメスの両方がいた。

 彼の予想は、太った魚が最も強い信号を出し、それによって自分の体が大きいことを大声で将来の交尾相手に知らせ、かつ競争相手を追い払うというものだった。
そして腹を減らした魚は、エサを探している間はエネルギーを節約するためにおとなしくしているだろうと考えていた。

 しかし実際には、魚の行動はその真逆だった。あまりエサをもらえない魚は、徐々に減っていくエネルギーを、できるかぎり強力な信号を送り出すために使う。
つまり彼らは事実上、自分の体の大きさを誇張して周囲に伝えようとしていた。

「おそらくは食べものが少ないことが、自分の命があまり長くは続かないことを自覚するサインとなるのでしょう」とストッダード氏は言う。

 だから彼らは交尾相手を見つけるために、「最後の力を振り絞ります。自分の体にむち打って、できる限り強い信号を送り出すのです」と氏は結論づけた。
0136名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 01:01:16.48ID:???
>>135続き
ウソをつかれた側の受け止め方は?

 しかし将来の交尾相手は、それで騙されるのだろうか。

 ここがストッダード氏の研究のややこしいところだ。
もし飢えた魚が例外なく強い電気信号を発するのなら、どの魚も最大限の能力を発揮してみせているわけで、結局のところ相手を騙すという行為は成立していないのではないだろうか。

「すべての魚がそうするので、実際には信号の信頼性は高まります。全員がウソを吐いた結果として、真実が浮かび上がるのです」

 しかし信号を受け取る側は、痩せた魚から強い信号が発せられ、十分に栄養を取っている魚から弱い信号が発せられていることをどうやって知るのだろう。

 ストッダード氏が現在行っているまた別の実験では、大型の水槽の中に3つの部屋を作り、その中央の部屋にメスを、両脇にオスを入れる。あたりは暗くし、信号だけを感じられるようにする。

 そしてメスが信号を頼りに、どちらのオスの部屋に入ることを選ぶかを観察する。
この他、オスを中央の部屋に入れて、その魚が信号を受けとって、どちらの部屋にいる競争相手なら自分が攻撃する側になれそうだと判断するかを見極める実験も行っている。
0137名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 01:01:57.15ID:???
>>136続き
 ストッダード氏によると、人間にも多様なタイプがいるように、魚たちの態度もさまざまだという。「たとえば『私は誰でも信じます。
私は相手を信用するタイプの魚です』といった感じものもいれば、
『私は誰ひとり信じません』あるいは『私はその日ごとに、すべてをしっかりと確認したいタイプです。物事は変わるものですから』といった態度のものもいます」

 ストッダード氏は、ピニにはそういう計算をする能力があると考えている。「彼らは人間が思うより賢いのです」(参考記事:「淡水魚カダヤシ、ヒト並に数を認識」)


動物にも情報操作能力

 動物のコミュニケーションにおける誠実さを確かめるというのは、動物研究における意外な盲点だとオクラホマ大学の生物学者、マイケル・マーカム氏は言う。
氏は以前、ストッダード氏とともに研究をしたことがあるが、この研究に直接関わってはいない。

「電気魚もヘラジカも人間も、みな自分が交尾相手としてどれほど価値が高く、敵としてどれだけ強力かを周囲に知らせる手段を持っています」

 ストッダード氏の研究は、不正直なのは我々人間だけではないことの証明だと彼は言う。

「少なくとも短い間であれば、人間以外の動物も、そうした情報を偽る能力を持っているのです」(参考記事:「動物の知力」)
0138名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 14:24:59.68ID:???
【動物学】「精液の質」で相手選ぶ、ハエ生殖戦略に新説 精液は精子の単なる運搬液ではなかった
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1457649278/
「精液の質」で相手選ぶ、ハエ生殖戦略に新説 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031000085/

 ハエの世界では、メスがオスの精液の質に基づいて交尾相手を選んでいる可能性があるという論文が3月3日付「Trends in Ecology and Evolution」誌オンライン版に発表された。
(参考記事:「ハエは最初の交尾が子供の大きさを左右」)

 オーストラリアのニューサウスウェールズ大学で進化生物学を研究するラッセル・ボンドリアンスキー氏は、ナガズヤセバエ科のハエ(Telostylinus angusticollis)を対象に、
平均的な体長のメスの集団と、大柄なオスの集団、小柄なオスの集団をそれぞれ交尾させ、生まれる子のサイズを調べた。

 ところが、親のサイズとの相関があるだろうという研究者の予想は外れた。子世代のハエの体長は、見事にばらばらだったのだ。

 データを隅々まで検討したところ、この実験結果を説明できる唯一の要因は「メスが以前にも交尾をしていたこと」であるとの結論に至った。
メスが以前に交尾したオスの精液、さらに言えば精液から精子を除いた精漿(せいしょう)に含まれる何らかの物質が、
次のオスとの間にもうけた子の体長に影響を与えたのではないか、というのだ。
(参考記事:「世界最大級のハエの新種、2種を同時に発見」)

 これまで科学者の関心は、おおむね精子に向けられてきた。だがボンドリアンスキー氏は今回の研究から、哺乳類から昆虫に至るまで、精液も交尾と繁殖に大きな役割を担うと考えている。
さらに、精液は子に影響を及ぼすばかりか、メスのパートナー選びまで左右しているというのがボンドリアンスキー氏らの研究チームの見解だ。
(参考記事:「シジュウカラの精子の活力は色に現れる」)

「精漿の役割について、これまで真剣に検討した人はいませんでした」とボンドリアンスキー氏は指摘する。
0139名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 14:25:34.48ID:???
>>138続き

謎多き液体

 ハエの精液は、実際には95%以上が精漿だ。この液体はRNAとタンパク質が複雑に混ざった化学物質のスープであり、このおかげで精子はメスの生殖器内で生き延び、卵に到達できる。

 大半の動物種では、オスが1度の射精で放出する精漿の量は比較的少ない(人間では、1度にわずか3〜4ミリリットル)。
そのせいもあり、多くの科学者は精漿自体がメスに大きな影響を与えうるとは考えなかった。

 だが米コーネル大学の進化生物学者、マリアナ・ウォルフナー氏によれば、それは全くの見当違いだという。
「精漿の成分は、卵の産出や排卵に加え、精子の貯蔵、採餌・睡眠行動、別のオスと交尾するかどうかにまで関わってきます」と説明する。ウォルフナー氏は今回の研究には関わっていない。

 具体的にはどう作用するのか。ボンドリアンスキー氏は、精漿に含まれるRNAとタンパク質が、メスの体内でさまざまな遺伝子のスイッチを入れたり切ったりしていると考えている。
これにより、卵を作り出す量から睡眠時間の長さに至るまで、メスの行動の多くに影響を及ぼしている可能性があるのだ。

 こうした変化が、受精の確率を高めたり、受精卵がより健康な子に成長したりするのに役立っているのかもしれない。
0140名無虫さん
垢版 |
2016/03/11(金) 14:26:04.77ID:???
>>139続き
 こうしてメスの生殖器官の環境を物理的に変えることで、精漿は別のオスとの間にできた子の運命までも左右する重要な役割を果たしているのだ。
(参考記事:「世界最古の精子を発見、南極で」)


メスは上質な精液を求める?

 精漿の組成は同じ種のオス間でもばらつきがあるため、メスが精漿の質に基づいて交尾相手を選んでいる可能性も考えられる。

 とはいえ、何が精漿の質を高めるのか、メスがどうやってそれを見極めるのかなど、まだ分からないことも多いと、ボンドリアンスキー氏は注意を促す。

 ウォルフナー氏も、彼らの仮説を「興味深く」「重要だ」と評価するが、メスが精漿の質によってオスを選ぶとの証拠はまだなく、断言はできないとした。

 この仮説の真偽や、オスの精漿の質と精子の質は別物なのかといった点は、まだ検証されていないとボンドリアンスキー氏も認めている。
同氏の研究室では、どのような成分の精漿がメスやその子孫たちに影響を及ぼすのかについても、さらに調べていく予定だ。
(参考記事:「カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大」)
0141名無虫さん
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2016/03/21(月) 21:16:53.51ID:???
【いきもの】シジュウカラ 鳴き声組み合わせ意思疎通 文法も
daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1458513665/
シジュウカラ 鳴き声組み合わせ意思疎通 文法も

 小形の野鳥「シジュウカラ」には異なる鳴き声を組み合わせて複雑な意味を伝える能力があり、その組み合わせには「文法」もあることが、
総合研究大学院大学の研究で分かりました。ヒト以外の動物で、文章で情報を伝える能力が明らかになったのは、これが初めてです。
 総合研究大学院大学の鈴木俊貴研究員らのグループは、日本に広く生息している小形の野鳥「シジュウカラ」の鳴き声と行動との関係を
10年余りにわたって観察や実験で調べました。
 その結果、仲間に危険を知らせる場合は甲高い声で「ピーツピ」と鳴くほか、仲間を集めたい場合は濁った音で「ヂヂヂヂ」と鳴くことが分かりました。
また、2つの鳴き声を組み合わせて「ピーツピ・ヂヂヂヂ」と鳴くことがあり、この場合は、「みんなで集まって天敵を追い払う」という、
複雑な意味を伝えていることが分かりました。
 さらに、「ピーツピ・ヂヂヂヂ」という鳴き声と組み合わせを逆にした「ヂヂヂヂ・ピーツピ」という鳴き声を、それぞれスピーカーから再生したところ、
組み合わせを逆にした場合は意味が伝わらず、鳴き声の組み合わせには「文法」があることも分かったということです。
 ヒト以外の動物で、文章で情報を伝える能力が明らかになったのは、これが初めてです。
 鈴木研究員は「鳥も、ヒトとは全く別の進化をたどるなかで言語能力を高めた可能性があり、今後、ほかの鳴き声についてもより詳しく調べていきたい」と話しています。

ソース:NHKニュースWEB (3月21日 4時55分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450591000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/K10010450591_1603210459_1603210459_01_03.jpg
0142名無虫さん
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2016/03/28(月) 07:59:57.48ID:???
【動物行動学/生態学】リスを●すプレーリードッグは繁栄、米研究 競合相手を●した個体は、子の生存率が高まる
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1459118172/

リスを殺すプレーリードッグは繁栄、米研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032500108/


 米国西部のやせた土地でジリス(地上で生活するリス)が殺された。犯人は、あどけない顔をしたプレーリードッグだった。(参考記事:「都会のプレーリードッグ」)

 オジロプレーリードッグ(Cynomys leucurus)は、米国コロラド州、ワイオミング州、ユタ州、モンタナ州に生息する社会性のげっ歯類だ。
このプレーリードッグがワイオミングジリス(Urocitellus elegans)をかみ殺し、血まみれの死体を放置することが、新たな研究によって明らかになった。

 ジリスを殺したことのあるプレーリードッグの子は、殺したことのない個体の子よりも健康で長生きした。おそらく、餌をめぐって競争関係にあるジリスを両親が排除したからだと考えられる。

 草食性のほ乳類が競争相手を殺す場合があることは以前から知られていたが、その死体を食べずに放置することが確認されたのは今回が初めてだ。

 この論文の執筆者の1人である米メリーランド大学環境科学センターのジョン・フーグランド氏は、「43年におよぶ私の研究生活において、最も刺激的で、
不可思議で、今後に大きな影響を与える発見かもしれません」と言う。「この結果にあぜんとしています」
0143名無虫さん
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2016/03/28(月) 08:01:12.61ID:???
>>142続き

事件発生

 殺人事件と同じく、今回の発見のきっかけとなったのは、静かな土地に放置された死体だった。現場は、コロラド州西部のアラパホ国立野生生物保護区内の低木で覆われた一帯だ。
フーグランド氏と学生たちは、2003〜2012年に、この場所でプレーリードッグの観察に打ち込んでいた。

「毎年4カ月間、私たちはプレーリードッグ漬けの日々を送ります」と、ナショナル ジオグラフィック協会から支援を受けているフーグラント氏は言う。
「毎朝早く、プレーリードッグが目を覚ます前にコロニーの近くの観察台に入り、夕方に最後のプレーリードッグが巣穴に入るまで、一日中彼らの行動を観察するのです」

 2007年の調査シーズンに、フーグランド氏はオジロプレーリードッグが若いげっ歯類を攻撃しているのを見つけた。最初は、別のプレーリードッグの子を殺しているのだろうと思った。
これはさして意外な行動ではなかった。オジロプレーリードッグでは子殺しはまだ1度も目撃されていないが、他の種類のプレーリードッグではよく見られるからだ。(参考記事:「【動画】衝撃、子グマを食べるホッキョクグマ」)

 けれども死体をよく見てみると、オジロプレーリードッグではなくワイオミングジリスだった。ジリスは、プレーリードッグと同じ種類の草やウチワサボテンを食べる。

「私はすぐに無線機を取り出して、学生たちに伝えました。『他にも殺していないか、見張るんだ!』」
0144名無虫さん
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2016/03/28(月) 08:02:03.67ID:???
>>143続き
ジリス殺しと子孫の繁栄

 それから5年間、フーグランド氏と学生たちは101件のジリス殺しと62件の疑い例を記録した。ほとんどの殺しは、若いジリスが巣穴から出てきて餌探しを始める5月に発生していた。

 ジリスを殺したプレーリードッグは47匹だった。オスもメスもいたが、すべて成体だった。なかでも「最高の殺し屋」とあだ名をつけられたプレーリードッグは4年間の観察期間に9匹のジリスを殺していた。
1日に7匹の若いジリスを殺した個体もいた。

 そこで、ジリスを殺したプレーリードッグと殺さなかったプレーリードッグの子の生存率を調べると、不可解な殺りくには理由があるらしいことが明らかになった。ジリスを殺したプレーリードッグの子は、
殺さなかった個体の子よりも生存率が高かったのだ。おそらく餌がより多かったためだと考えられる。

 衝撃的だったのは、この殺し行動が、唯一、プレーリードッグの子の生存率向上に貢献しているらしいことだった。「普通はメスの健康状態や寿命といった要因が子の生存率につながるのですが、
プレーリードッグにはそれが当てはまらないのです」と、論文の共同執筆者である米タルサ大学のチャールズ・ブラウン氏は語る。「ジリスを殺すことには、非常に大きな利益があるようです」
0145名無虫さん
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2016/03/28(月) 08:02:37.35ID:???
>>144続き
殺しのための殺し

 3月23日付で『英国王立協会紀要B』に発表されたこの研究は、種間競争(餌などの共通の資源をめぐって異種間で起こる競争)に関するこれまでの理解に一石を投じるものだ。

 種間競争により一方が他方を攻撃し、殺してしまう場合もあることは、以前から知られていた。一部の動物は、食物連鎖の同じレベルにある競争相手を食べる。
米ウィスコンシン大学マディソン校のジョン・オロック氏によると、ネズミなどの草食性のほ乳類でも、場合によっては肉、卵、鳥を食べるほか、共食いをすることもあるという。(参考記事:「カバを食べるカバ ――共食いする動物たち」)

 しかし、オジロプレーリードッグは殺したジリスを食べない。

 フーグランド氏の説明によると、オジロプレーリードッグはジリスの胸部や脳をかじることがあるが、これは息の根を止めるためにすぎない。ジリスが完全に死んでしまえば、
プレーリードッグはその死体を放置し、あとは近くにいる鳥たちが片付ける。

「プレーリードッグは、栄養を摂取するためにジリスを殺すのではなく、殺すために殺すのです」とオロック氏。なお、彼は今回の研究には参加していない。
0146名無虫さん
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2016/03/28(月) 08:03:14.46ID:???
>>145続き
動機はなおも闇の中

 科学者たちは、プレーリードッグがジリスを殺す現場は押さえたものの、その動機を完全に解明できたわけではない。
証拠から明らかになったのは、ジリスを殺したプレーリードッグの子は長生きするということだけだ。

 けれども、ジリスを殺したプレーリードッグは、たまたま植物が豊かな地域に住んでいたため、周囲にジリスが多く、餌をめぐる競争が激しかったのかもしれない。
こうした可能性を否定するには、さらなる研究が必要だ。

 今回の研究成果は、プレーリードッグやジリスを含むあらゆる種類の草食動物にとって、種間競争は餌の苦労をもたらすばかりではないことを示している。
血が流れる結果になることも少なくないのだ。(参考記事:「ジリスと記念写真、カナダ」)
0147名無虫さん
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2016/04/02(土) 13:49:05.68ID:???
【神経科学/動物行動学】動物の争いでいつ降参するかを決める神経回路 手綱核-脚間核神経回路が争いの優劣を決めるメカニズムに関与
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1459481066/

動物の争いでいつ降参するかを決める神経回路 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160401_1/
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160401_1/digest/


動物の多くは、食物、縄張り、生殖パートナーなどを求めて、同じ種同士でも争います。通常、2匹の争いでは、相手が死ぬまで続くのではなく、どちらかが降参すれば終わります。
そうすることで、グループ全体の存続を脅かすことなく、グループ内で資源を共有しているのです。

インド原産の淡水性熱帯魚、ゼブラフィッシュのオスの闘争行動を紹介しましょう。オスのゼブラフィッシュを2匹同じ水槽に入れると、はじめは威嚇し合った後、互いを追い回しながら円を描くように泳ぎます。
続いて、相手に噛み付くという攻撃を互いに繰り返します。通常、30分以内で勝ち負けが決まります。勝った魚は自由に泳ぎまわりますが、負けた魚は尾を下げ、水槽の底であまり動かなくなります(図参照)。

争いで優劣を決めるときに働く脳内メカニズムは、これまでほとんど分かっていませんでした。理化学研究所の研究チームは、闘争、逃走、すくみ反応など、
動物のさまざまな行動に関わるとされる中脳のある領域に情報を与える「手綱核(たづなかく)-脚間核(きゃくかんかく)の神経回路」に注目しました。ゼブラフィッシュの手綱核は間脳にあり、背側と腹側に分かれています。
今回、研究チームは背側手綱核が外側、内側の2つの領域に分かれていて、それぞれが中脳にある脚間核の背側寄り、腹側寄りにつながっていることを発見しました。
0148名無虫さん
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2016/04/02(土) 13:49:50.38ID:???
>>147続き
2つの回路のうち、外側からの回路の働きを人工的に抑制すると、魚は負けやすくなります。一方、内側からの回路を抑制すると、負けにくくなります。
さらに詳しい解析により、外側からの回路は争いを続けるように、内側からの回路は争いを終わらせるように働いていることを見出しました。
これは、2つの回路が競合し、いわゆる「争うか、逃げるか」という正反対の行動のどちらかを誘導することを示しています。
つまり、勝ち負けは、争いにおける身体的ダメージなどの集積によって受動的に決まるのではなく、両者の力関係を脳内で計算し、その情報を基に2つの回路が競合することによって、いつ争いを終わらせるかを決めている可能性があります。

2つの神経回路は、魚類からほ乳類まで進化の途上で保存されていることから、広く動物の闘争行動を制御していると考えられます。ヒトの社会でさまざまな優劣が決定される過程にも、この回路が関与しているのかもしれません。

違いを認識するから意識現象がスタートするのだから優劣を計るのは初期に形成される基本的機能である
人間の解明には良い傾向だな

意識現象はファンタジーといっても過言ではない
感覚という大きな壁を通して曖昧にしか自己に起こっている化学反応を認知出来ず定義し解釈(誤解)をするという化学反応を起こしている
解釈(誤解)という化学反応は個性という新しい進化の形であり文字(記号)と遺伝子の相互作用が人間の進化と言えるだろう
0149名無虫さん
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2016/04/02(土) 13:50:27.29ID:???
しかし人間は無という感覚の海から産み出した有という個性、つまりファンタジーを守ろうとする
相互監視的特性を有するのだから人間を正しく理解するということはアイデンティティの崩壊や善悪の概念の崩壊を意味するので拒否反応を持つ場合が多いので自己を正しく理解することが困難であるのだ
仕組みを理解し辻褄を合わせる事が出来ても膨大な化学反応による変数の塊である人間が0と1の順序の記述で情報を共有することはまず不可能であるので科学的という魔法の言葉が必要になる

実際のとこ人間の幸せはファンタジーの中にあるので多数の人間には知る必要のないことだがAIで意識現象を再現するのなら話しは別である
意識現象を再現するAIは人間の個性=解釈(誤解)しているものを解明しなければ実現しない
AIの進化は脳科学の進化と相互作用的関係でなければ難しいだろう

人間は大抵矛盾を抱えても気にならないはずなので意識は物理現象だと思っても魔法の言葉があればファンタジーとダブスタで生きていけるはず
0150名無虫さん
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2016/04/04(月) 12:41:02.78ID:???
【進化生物学】クモの進化の謎解く鍵、3億年前の化石で新種発見 どうやって網をつくれるようになったのか、進化の過程解明に光
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1459720954/
クモの進化の謎解く鍵、3億年前の化石で新種発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/033100025/


 フランスで美しい状態で保存されていた化石が、最古のクモに非常に近い生物であることが明らかになった。

 3億500万年前の石炭紀に生きていたこの8本足の生物は、3月30日付けの学術誌「Proceedings of the Royal Society B」に掲載された論文で、
ギリシャ神話に登場する優れた機織娘のアラクネとその父イドモーンにちなみ、「Idmonarachne brasieri」と名付けられた。
この化石はアマチュア化石ハンターのダニエル・ソッティ氏が1970年代半ばにフランス東部のモンソー=レ=ミーヌで発見したが、
体の半分が石に埋まっているせいで、ずっと詳しいことがわからない謎の生きものだった。現在はパリの国立自然史博物館に展示されている。(参考記事:「史上最大のクモ化石、内モンゴルで発見」)

「初めて見たとき、どの種類のクモ綱なのかわかりませんでした」

 こう振り返るのは論文の主要著者である英マンチェスター大学の古生物学者、ラッセル・ガーウッド氏だ。化石に埋もれていたため、
標本は腹部しか見えない状態だったが、氏は一目見ただけでクモ綱との関連性に気が付いた。
その後、研究チームは高解像度でCTスキャンを行い、化石の中にもっと多くの部位が残されていることを発見した。(参考記事:「ザトウムシ、3億年前からほぼ進化せず」)

「石のなかには脚と体の前半分が埋まっていました」
0151名無虫さん
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2016/04/04(月) 12:42:04.61ID:???
>>150つづき

 ガーウッド氏の研究チームは、3Dモデルを作って Idmonarachne を復元した。その結果、クモによく似た鋏角をはじめ、さまざまなクモ綱の特徴を持つことが明らかになった。
しかし、詳細なモデルによって、いくつかの大きな違いがあることも示された。

 現代のクモをよく見ると、体のうしろ半分である腹部は袋状になっている。「ところが、この生物は違いました!」とガーウッド氏。
Idmonarachne は腹部に節を残しており、どちらかと言うとクモ綱のカニムシに近い。節のある体のほうが進化的には古いと考えられている。(参考記事:「洞窟のサメ カニムシ」)


決定的な器官がない種

 さらにIdmonarachneには、クモの習性にとって決定的なものが不足している。出糸突起(しゅっしとっき)がないのだ。(参考記事:「タランチュラは足から糸を出す」)

 精巧に作られたクモの巣はクモの代名詞である。しかしこれまでの化石から、クモの糸を分泌する能力が、それをうまく操る能力よりも先にあったことがわかっている。
Idmonarachne よりも昔の3億8500万年前に生きていたuraraneidと呼ばれるクモの親戚は、糸を出すものの、網は作らなかったことがわかっている。(参考記事:「弦楽器であり感覚器官であるクモの糸」)

「uraraneid には糸を出す栓はあっても、網を作るための出糸突起がなかったのです」

 Urarneid と Idmonarachne は、粘着力のある精巧な罠を作らずに、巣穴を補強したり、卵嚢を包んだりしていたのかもしれない。
しかし、その糸をうまく使いこなす付随器官がないことが真のクモとの違いであるとガーウッド氏は解説する。

 それでもこの研究結果から、Idmonarachneは「真のクモに続く進化の道筋に位置する」ことがわかります、と米スミソニアン国立自然史博物館のクモ学者、ジョナサン・コディントン氏は言う。
この化石が持つ一連の特徴は、「真のクモの糸をつくれるようになるための、極めて見事な変化を含んでいます」

 その意味で Idmonarachne は、糸のかたまりを出すだけだったクモに似た生物と、そして、ほんの1mの距離に何匹も存在しているほどの繁栄を遂げた優秀な機織り職人の間をつなぐ架け橋といえる。
0172名無虫さん
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2016/11/14(月) 13:24:14.12ID:???
http://en.wikipedia.org/wiki/Ussuri_brown_bear
Interactions with tigers
Ussuri brown bears are occasionally preyed on by Siberian tigers, and constitute about 1% of their diet
トラとの関係
ウスリーヒグマはシベリアトラに度々捕食され、彼らの食料の1%を構成すると推定される。

In the Russian Far East, brown bears along with smaller Asiatic black bears constitute 5〜8% of the diet of Siberian tigers.
ロシア極東において、ヒグマとツキノワグマはアムールトラの食料の5〜8%を構成する。

Vratislav Mazak: Der Tiger. Nachdruck der 3. Auflage von 1983. Westarp Wissenschaften Hohenwarsleben, 2004 ISBN 3-89432-759-6]
0173名無虫さん
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2016/12/08(木) 19:42:20.38ID:???
http://i.imgur.com/PdQwfvy.jpg
http://fundo.jp/wp-content/uploads/2015/10/CQoTjNlU8AABcLY1.png
デントコーン畑近くに住み着いてトウモロコシを食べまくってブクブクに太ったヒグマ(400kg)

平均をかなり超える巨大熊は飽食によって肥満体になった個体である
飼育された肥満体900kgがギネス記録で野生種は700kg弱が最大
1500kgや2000kgは計測記録が存在しない完全な憶測の数値
0175名無虫さん
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2016/12/20(火) 05:58:41.28ID:CzOD4L/4
175
0180名無虫さん
垢版 |
2017/01/01(日) 08:07:21.01ID:S9pwPGoD
180
0185名無虫さん
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2017/03/10(金) 01:46:57.69ID:???
人クローンは倫理的にダメだが人キメラはおkなのか
0187名無虫さん
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2017/03/11(土) 11:00:31.23ID:???
猛スピードで凍結

早すぎるので水分子が振動して凝固熱により融解

結果凍らない
0197名無虫さん
垢版 |
2017/07/11(火) 20:27:50.91ID:???
【いきもの】ウミグモの「鼓動する腸」を解明、研究
http://asahi●.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1499765260/
0201名無虫さん
垢版 |
2017/07/27(木) 10:04:17.13ID:???
つまり…どういうことだってばよ…?
0203名無虫さん
垢版 |
2017/07/29(土) 15:49:24.12ID:???
>>200
熱と水だけで生きていけるなら他の惑星でもいけそうやな
0210名無虫さん
垢版 |
2018/02/08(木) 10:46:09.86ID:Tcf02bsH
知り合いから教えてもらった副業情報ドットコム
暇な人は見てみるといいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

64NJJ
0213名無虫さん
垢版 |
2018/04/06(金) 01:09:04.22ID:???
悪いひとたちがやって来て
みんなを殺した

理由なんて簡単さ
そこに弱いひとたちがいたから

女達は犯され
老人と子供は燃やされた

悪いひとたちはその土地に
家を建てて子供を生んだ

そして街ができ
悪いひとたちの子孫は増え続けた


朝鮮進駐軍 関東大震災 日本人10万人大虐殺

https://youtu.be/iBIA45CrE30
https://youtu.be/D0vgxFC04JQ
https://www.youtube.com/watch?v=sYsrzIjKJBc
https://www.youtube.com/watch?v=SiHp41uWo1I
https://www.youtube.com/watch?v=zYBCTRryFP8
https://youtu.be/Q5Ifb-UXVic
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