その本を見たら
いわゆる常緑熱帯雨林はミャンマーでは4500mmくらいないと分布しない、みたいな書かれ方をしているなあ
ミャンマーは乾季が6ヶ月と長いところが多いから、雨の量だけで喜んでいたら季節林でしたって
事になる

カレン州のパアン周辺も雨量4000mmだが、林冠は鬱閉していないタイプの森林だという

また、海に面している山の西斜面ばかり見てしまうが、東斜面がむしろ重要だと書いてある
朝の気温が低く霧が発生している時間に日差しが照らして乾季に地面の乾燥が抑えられるのが東斜面で、
こういう所は午後は日陰になって蒸発が抑えられる
西斜面は、霧の無い暑い時間帯に日光が当たって乾いてしまう、との事

海はほぼ西向き?と思えるミャンマーだが、ごく一部の地域で少しでも北東季節風に湿度を与えうるところでは
冬季にも急にまとまった雨が降るらしい