取り敢えず秘密指定されている2つのうち新しい方の要約部分を翻訳。
結構よく分からず訳してます(^^;

ttp://www.wikileaks.ch/cable/2010/02/10TOKYO228.html

10 TOKYO 000228

発信地:東京 日付:2010/02/04 分類:秘密

米日安全保障小委員会会合

¶1.要約 安全保障条約50周年のためのイニシアチブ、4年ごとの国防政策見
直し及び核態勢の見直しの更新、駐留国支援(訳註:思いやり予算)、再編成・
普天間基地代替施設、将来あり得る相互人材交流、そして次期主力戦闘機の調
達といったものは、アメリカ側がキャンベル東アジア・太平洋地域担当国務次
官補及びグレグソン国防次官補、日本側が外務省北米局長梅本及び防衛省防衛
政策局長高見澤で2月2日に開催された安全保障小委員会の間に議論された、同
盟の中心的問題点である。安保50周年に関していえば、双方とも新しい安全保
障宣言と、2プラス2(国務長官及び国防長官と日本政府の同クラスの者)会合、
そして2010年にインドを交えた三者での取決めの可能性を挙げた。しかし、梅
本局長は岡田外務大臣が50周年記念の活動を世話する有識者懇談会を設置しな
いと判断したことを伝えた。新しい人材交流については、梅本局長が(まずは
中国に焦点を当てた)地域安全保障、拡大抑止、サイバーセキュリティに関す
る公式の二者対話の開始を求めた。

¶2.要約(つづき) 日本側は、日本国民へのより有効な支援パッケージの
提供をもくろんで、駐留国支援に関する議論開始に賛成することを早い段階で
表明した。グレグソン国防次官補は、グリーンエネルギー技術を駐留支援合意
に対する後釜の一部として強く求め、キャンベル国務次官補は、普天間代替施
設に関し同盟が難局を迎えているあいだは駐留支援問題が政治的に高度の慎重
さが要求されると注意を述べた。日本におけるアメリカ軍の再編について、キャ
ンベル国務次官補は日本側がアメリカ政府に諮る前に普天間代替施設の代替案
を公にすることを避けるよう説得した。グレグソン国防次官捕は、普天間代替
施設に関する決定の政治化が他の再編計画、特に岩国基地のそれに影響しつつ
あることに対する懸念を表明した。高見澤局長は、次期主力戦闘機の調達に関
する最新情報を提供し、防衛省は防衛大臣に候補となる飛行機、危険評価、そ
して調達と引渡の問題についてのブリーフィングを行うプロセスを始めたこと
に言及した。高見澤局長は、F-35戦闘機に関する情報の壁、日本の生産会社の
F-35戦闘機生産への参加、そして引渡の遅れに関する噂について懸念を表明し
た。要約終わり。