『折伏教典』戸田城聖監修・創価学会教学部編纂(昭和29年9月10日)より
地獄界―不具者、病者、狂人、ルンペン、邪宗教の坊主及び信者  
餓鬼界―下級労働者、衣類住居まではとても手が廻らず毎日毎日の生活が食を得る為に働いて居るような人人。
アルコール中毒になつて酒が無ければ生きて行かれぬといった人間、金をもうける為には手段を選ばぬという拝金主義者、其他何んでも目についたものが欲しくてならぬという様な性格異常者。
畜生界―パンパン、不良、泥棒、スリ、其他犯罪者。自分より強い者には絶対に従順で自分より弱い者にはいばるという人格の低級な人間。  
修羅界―競輪競馬バクチ等を事として居る人間、兵隊、警官、拳闘家、将棋、碁を職業とする人の様に常に人と争う人間。  
人間界―普通平凡に生活している市井人。  
天 界―大金持、元の皇族、貴族、一国を動かしている大政治家、経済家、偉大な軍人等々。
声聞界―学生、研究家、学者等。  
縁覚界―大作曲家、音楽家、芸能上で一芸の奥義に達した者、何かの研究を完成した学者等。  
菩薩界―二宮尊徳の如く広く社会を利益した者。偉大な発明発見により広く社会を利益した者。
(例えばエジソン、ワット、湯川秀樹博士、支那に生れた孔子等)さらにすぐれた菩薩界は正しい仏法を廣め、衆生にすくいを與えた人々。
仏 界―日蓮大聖人(御本佛)釈尊(迹佛)天台(迹佛)伝教大師(迹佛)等。