オールコートマンツーマンについて

三上GM:「そうです。具体的に話にあがったのはミシャ監督の1年目シーズン(2018年)の終盤です。
まずはミシャさんの『哲学』、広島や浦和でやっていたベースの部分をこの1年やっていきましょう、攻撃的なエッセンスを1年通して落とし込みましょうという話をしました。
その上で、我々のような『地域のクラブ』が本当にアジアという舞台でやっていくために何が必要かを考えた時に、やはり他のクラブにはない、自分達にしかできない事をやっていこうという話になりました。
そこで出したひとつの答えが、この『オールコートマンツーマン』でした」
「ただ、いきなりそれに取り組むのは。当時の選手の成長度などを考えても、今いる選手をまず成長させながら、クラブとチームの『未来図』に繋げていかなければいけないと思っていました。
ですから、ミシャ監督1年目の時点では、4年目のシーズン、つまり2021年からこのオールコートマンツーマンを意識して取り組み、それを使い分けできるようなチームに育てていこうという話をしていました」

こういうのがホンマの長期計画ていうのか