7/3(火) 10:42配信
【ベルギー 3-2 日本 ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】

 ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合が現地時間2日に行われ、ベルギー代表が日本代表に3-2の勝利を収めた。ベルギーが終了間際に決めた決勝ゴールは、「完璧なカウンター」として各国メディアで称賛されている。
 後半に入って日本が2点を先行する展開となったが、ベルギーも2点を奪って同点。後半アディショナルタイムを迎え、延長戦への突入が濃厚かと思われたが、94分となったところでカウンターを繰り出したベルギーが劇的な決勝ゴールを奪った。

 起点となったのは日本が獲得したCKだった。左サイドからのCKを本田圭佑がゴール前に上げたが、GKティボー・クルトワがボールをキャッチ。
そこからすぐさまクルトワがボールを転がし、ケビン・デ・ブルイネが受けてドリブルで持ち上がる。

 センターサークルまで駆け上がったデ・ブルイネから、右のスペースへ走り込んだトーマス・ムニエへのパスが通る。
ムニエがペナルティーエリア手前からダイレクトで低いボールを折り返すと、ニアに走り込んだロメル・ルカクが巧みにスルーし、その奥からフリーで駆け上がったナセル・シャドリが左足で落ち着いてシュートを蹴り込んだ。