「レッズの森脇選手が、レオ・シルバ選手に『くせえな、お前』という言葉を発した。
レオと話をして、彼はいつもそういうことを言うと。以前ウチにいたカイオやダヴィにも同じことを繰り返した」

さらに小笠原は続けて「言葉の暴力だし、差別と捉えられてもおかしくない。
検証してほしい。両者入り乱れて、L・シルバ選手が近づいた時に鼻を抑えるような、そういうジェスチャーもしている」と求めている。


その出来事をL・シルバは冷静に受け止めたうえで、残念だという思いを口にしている。

「色々なことを人生で経験するが、日本での生活では、日本人は外国人を受け入れて、文化と習慣に敬意をもって接すると思っている。
今回、ゴールデンウィークで監督から子供たちにお手本、見本となるべきプレーや姿勢をしなければいけないと言われていた。
そのような行為があったのは僕としては悲しい。注目度のある試合だけにガッカリする部分がある。僕は人生経験があるし、大人にもなった。
悪いことは最初から止めなければいけない。そうでなければエスカレートする。言葉から違う暴力に発展する危険性も出てくる」