『勝利への方程式』崩し、鹿島学園ベスト8へ!
1月3日、これに勝てばいよいよベスト8となる第84回全国高校サッカー選手権3回戦。昨日とはうってかわっての晴天ながら、
実に冷たい北風が吹きつけるさいたま市駒場スタジアムでの第1試合は、持ち前の豊富な運動量を十分に活かし
1・2回戦を勝ち上がってきた地元の浦和東と、前日の2回戦では鵬翔相手に4-2と衝撃の快勝を収め、
勢いに乗る鹿島学園との「関東対決」となった。
システムもお互い中盤ダイヤモンドの[4-4-2]とあって、まずはロングボールで相手の長所を潰しあう
「お互いジャブをかましあう」(浦和東・野崎正治監督)展開で始まったゲーム。しかし、20分を過ぎた辺りから、
浦和東は前線からプレスをかけて鹿島学園のキーマンである佐々木竜太へのホットラインを分断し、
ボールを奪えば一気に前線へ運ぶ展開で優位に試合を運ぶ。