>>510
そうですね、もう骨髄の提供はできませんが、啓蒙(宣伝?)活動の方では多少なりともお役に立てるかも知れません。

テレビを見てドナー登録に興味を持たれた方を脅すわけではありませんが、ドナーになっても何もメリットはありません。
あるのはリスクのみで、後遺症が残ったケースもありますし、少ないですが死亡事例(骨髄バンク経由は0件です)もあります。
休業補償もありませんし、周囲の理解もあまりありません。偽善者呼ばわりされてバカにされる事すらありました。

得られる報酬は己満足のみです。それでも、自分は提供して良かったと思います。
実際に患者さんからの手紙を受け取って読んだとき、改めてそう思いました。

今は献血ルーム等で気軽に骨髄バンクに登録できるみたいですね。窓口が広がるのはいい事だと思います。
ですが、同時にきちんとリスクや負担についても説明して行かないと、いざ提供する段階になって断られる
ケースが増えてくるのでは、と思います。それは患者さんの負担になりますので、なるべく避けたい事ですね。

とまぁ、少し大げさに書いてみましたが、なんだかんだでドナーには最大限の配慮をしてもらえますので、そんなに心配はいりません。
「人生のうち、一度はそういう経験をしてみてもいいんじゃね?」、とうのが私の気持ちですw

ただ一言愚痴を追加すると、骨髄バンクは20年前から何も進化してないなぁ・・・と。何もかもがアナログですね・・・