熊本地震における避難所運営の教訓

△ 避難者が、お客さんのような振る舞いで、行政職員に何でもかんでも
 要求し、不平不満 ばかりを訴える避難者もいた。避難所の雰囲気は
 良くなかった。
△ 誰が避難所にいて誰が安否不明なのか自治会でも判らず、避難者名簿が
 完成しない。 (名簿に無い避難者が居て、名簿にある避難者が居ない。
 毎日避難者数が変動する。)
△ 行政職員が一日中バタバタ動き回って多忙を極め、泣き出す女性職員も
 いた。
△ 村全体の状況を考慮せず、当面必要の無い物などを要求したため、本当に
 必要な物が本部に伝わらなかった。
△ 配食作業のほとんどを、全国の県市町村から支援に来た職員等に任せ、
 「食事の準備が できました」という放送とともに、避難者と在宅被災者が
 長い行列を作っていた。
△ 約800 q離れた県から来てくれた支援職員に、支援期間中トイレ掃除だけを
 させていた。
△ 要介護者の面倒を保健師さんが、つきっきりで実施しており疲労困憊
 していた。
△ 到着した支援物資を我先にと奪い合うように、箱ごと、パックごと大量に
 自宅に持ち帰 っていた。また 1 日 3 回受け取りに来る住民も居た。
 その際「今日は収穫が無いね。」 などと、全国から物資輸送支援に来た
 職員や自衛官の前でつぶやき、地区の評判を大き く落としていた。
△ 医療関係者や支援職員等が避難者を構い過ぎて、余計避難者のストレスが
 溜まっていた。

【燕市総合防災訓練防災啓発資料】 2016/07/03
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eq/1475211277/813