>>172
長崎行男

主役クラスのキャラクターを演じる声優はオーディションで選ばれることが多いのですが、
役をお願いしたいと思える実力のある声優は一握りです。
その結果、オーディションをしても結局同じ声優さんが勝ち残り
似たような配役でいくつも作品を作る、という状況になっています。
監督や音響監督が希望する指名候補の他に、各プロダクション側が推薦する声優も1、2名テープ・オーディションに参加できます。
新人の方はそこで選ばれれば、スタジオ・オーディションに進める可能性があります。
こうして、数多くのプロダクションから複数の候補者を出していただきますので、
1つの役に対して100人から150人分のオーディション・テープが集まり、その中から実際にスタジオに呼ぶ人を絞り込みます。
ですが、スタジオにこちらが指名した候補者以外の新人声優が呼ばれることはごく僅かです。
全くいないことはないのですが、数は非常に少ない。
最終的には結局こちらが指名した人ばかりが残り、同じような顔ぶれで作品を作ることになってしまう……これが現状です。
オーディション・テープや写真は送る前に何度もとり直しができますよね。
事務所の方々も当然、新人を選んでほしくて渾身の一本、奇跡の一枚を送ってきます。
ですが、その方がスタジオでテープと同じ演技ができるかというとそうでないことの方が多いわけです。

>200人でオーディションしてるのに同じ人ばかり使われるってつまり出来レースですよね
>監督や音響監督が希望する指名候補
>こちらが指名した候補者以外の新人声優が呼ばれることはごく僅か