「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」 10月7日より毎週日曜22:00〜

大野:オーディションを受ける前に原作を拝見して、錬金術やエリクシル、本作ならではの「ユリス」などの
ファンタジーらしい要素がおもしろいなと思いました。
私は学生時代歴史の授業が苦手だったものですから、ジャンヌ役に決まってから、当時のフランスの歴史を学び直しました。
そのあとに改めて原作を読みなおすと、どの辺りが歴史に忠実で、どこに本作ならではの味付けがしてあるのかがよくわかるようになってより楽しめました。

大野:ジャンヌは、普段は明るく元気で純粋な女の子。でも「ユリス」と呼ばれる存在になったときは、別人になったかのように演じています。
私、小さいころは自分が見たこともない世界に行くようなアニメがすごく好きだったんですが、そういう世界を描いているからこそ、
目の前に(映って)いるキャラが現実にはいないんだなと気づかされて、さびしさを覚えることもよくありました。
ジャンヌを演じるにあたっては、あのときに感じたそういう気持ちを忘れないようにと思いながらお芝居をしました。

大野:ジャンヌは心優しい村娘ですが、とある出来事を経て、一人で軍を相手にできるような力を得ることになります。
戦火のなか、彼女がどう生きてどのように変わっていくのか……実際の歴史を気にせずとも楽しめますし、歴史に詳しい方なら、
どういうところが忠実で、どういうところに本作ならではの展開や設定があるのかという楽しみ方ができると思います!

https://news.walkerplus.com/article/164415/image957012.html