食うのが大変と言われていても
なりたがる奴は一向に減らないアニメーターと声優(役者)

手塚先生がこのエッセイを書いた時には
世はアニメブームや小劇場ブーム 漫才ブームだっただろうか
勿論、声優ブームでもあったね

手塚治虫エッセイ集2巻 - 手塚治虫 - Google ブックス
https://books.google.co.jp/books?id=OSLXAAAAQBAJ

そこから先はご覧の通りですよ。
現在、製作費は五百万が加減で、六、七百万ぐらいはスポンサーは出しますよ。見返りさえあればね。
そうなると、アニメ関係者は、アニメで食おうってことになるわけだ。

だいたい、アニメなんて、食えるわけがないんです。
アニメってのは元来独立プロの劇団とおなじような立場でね。
アニメが好きな連中が集まって、作るためにギリギリの苦しみをし、
アルバイトをしてでも好きな作品に投資していく、というのが本来の状態なんですよ。

そのくらい、アニメという世界は、きびしいものを持ってなきゃならんのですよ。Qさんには、釈迦に説法だけどさ。