プロの役者や歌手として成功するのは難しそうだと感じるのに
なぜか声優だと自分にも可能性があるように思えてしまう
この手の人間は山ほどいるんだろうな

いわゆる「役者崩れ」という言葉が先行していて
群小劇団の落ちこぼれイメージみたいなのがあるんだろうけど
声優業界の中で地位を確立するにもまた競争があるのにね

黎明期ではない戦後生まれの世代のトップ層になると
名門劇団の研究生からキャリアを始めたようなエリートも少なくなかったり
演技の素養があるから勉強として始めた声の仕事でもすぐに結果を残す
今の養成所の特待生なんかよりも遥かに難しい関門を突破しているから当然ではあるのだが