ガンダムが放送されていたような年には
ヤマトブームの影響か相当数の声優志望者が存在したみたいだね
ただし、当時は少数精鋭主義だったのかプロになるまでが大変な印象
見込みのある人間で回そうとしていたのか

80年代、若者に人気の「アニメ声優」登竜門 - otoCoto
https://otocoto.jp/column/saydo-227/

「アニメ声優」が若者に人気の職業になって、久しい。
もちろん、役者さんが演じる声優という仕事は以前からあったが、
現在のような「声の仕事オンリー」で、アイドル的な人気職業になったのは80年代からだろう。

現在は、「声優になりたい」という若者たちのために
「声優学校」「専門学校の声優コース」「声優養成所」のようなものがたくさんある。が、当時はほぼなかった。
当時というのは80年代初頭だ(もちろん以前から、「役者」や「アナウンサー」になるための教室や養成所はあった。
「声優」はその中の一分野だった)。

だから80年代、「声優になりたい」と思う若者は、どうやってなればいいのかわからなかった。
なので、その頃「アマチュア声優コンテスト」という企画が大ヒットしたわけだ。放送作家になったばかりのぼくは、その審査を行った。
ニッポン放送の「夜のドラマハウス」という番組でぼくが脚本家・放送作家デビューしたことは、何度か書いた。
その番組が「アマチュア声優コンテスト」を行った。1979年。ぼくがデビューした年だ。

当時はカセットテープの時代だ。課題のセリフをカセットに吹き込んだ応募作品が、
全国から2万本以上集まったという。ここで選ばれ、のちにプロの声優になったのが佐々木るんさんだ。
あまりの反響の大きさに、これが第一回となり、翌年からも「アマチュア声優コンテスト」が行われることになった。