これはKCLではないが、英国に留学した日本人の話


一番辛かったのは入学後最初の何か月間。
科目ごとに90分の講義のあと、2クラスに分かれてディスカッションクラスがあるのですが、
その日その日のお題があり、リーディングリストにあった文献を事前に予習しグループで
40分ほどディスカッションするのですが、もう自分だけが異空間にいるとしか言いようがない、
一言も発言できないどころか、お題さえわからない、講師が何を言っているかわからない、
質問がわからない、クラスメートたちがなぜ笑っているのかわからない、泣きそうでした・・・・永遠の40分。
最初の頃はディスカッションクラスのあと、トイレでよく泣いていましたね。
泣いても仕方ないのはわかっていたけれど、涙が勝手に出てきてしまう。

(中略)
何より、必死なわたしを救ってくれたのは、同じ政治学部に一緒にサバイブする大切な友人2人が出来たこと。
ひとりはドバイ出身の女の子、もう一人はロシア出身の男の子。
彼らは遥かにわたしより成績優秀で英語もネイティブ並みに流暢でしたが、
勉強以外のリフレッシュする楽しい時間を作るのも上手でした。
わたしたちは、3年間全ての科目で同じ授業を取り、山ほどの読むべき文献の内容を課題ごとにポイントをシェアして、
政治的な答えのない議論を来る日も来る日も意見を交わし過ごしました。
彼らのおかげで、モチベーションを保つことが出来、卒業できたのだと思います。
https://ukwalker.jp/culture/1257/


王はこういうお友達出来た?