女性とのわいせつな行為を撮影した動画をアメリカの会社が運営するサイトに投稿してインターネットの利用者が閲覧できるようにしたとして、50歳の会社役員が逮捕されました。
警視庁は、投稿を繰り返してこれまでに8000万円余りの利益を得ていたとみて調べています。

逮捕されたのは映像制作会社の役員、角谷貴史容疑者(50)です。
警視庁によりますとことし2月までのおよそ5年の間に、女性とのわいせつな行為をみずから撮影した動画を6回にわたって動画投稿サイト「FC2動画」に投稿し、インターネットの利用者が閲覧できるようにした疑いがもたれています。
去年12月に情報提供があり、警視庁が捜査してきたということで、調べに対し容疑を認め、「簡単に利益が出て手軽だった」などと供述しているということです。
警視庁はおよそ6年前から複数のアカウントを使って動画の投稿を繰り返し、少なくともおよそ8200万円の利益を得ていたとみて調べています。
「FC2動画」はアメリカの会社が運営するサイトですが、日本から違法な動画が投稿されるケースが相次いでいるということで、警視庁は取り締まりを強化しています。