ヘイトスピーチはそれを受けた人々にいかに恐怖を与え、心の傷を残すのか。人権団体調査報告書を公表 http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20141201-00041110/


20代男性:
・ 2002年からネット上で在日コリアンとして発信してきたが、最近は返信が炎上している。2010年から、在特会批判を含むツイッターに対して、毎日、ヘイト・スピーチが届く。
・ ヘイト街宣に対する抗議行動が起きるまでは、鬱状態になり、精神科に相談し、カウンセリングを受けた。しばらくネットを離れるようにアドバイスされた。
・ 在日の友人たちには、不安を与える懸念から、相談したり、誘ったりできなかった。多少親しくても、日本人の友人に相談したり、話したりすることは今も不安でできない。
・ 1年間、すべてがそうしたことでつぶれた。他にやりたいことがあるが、できない。

50代男性:
・ 2013年2月24日に鶴橋で行われた排外デモを見た。
・ デモを見て、自分たちの存在が否定されたと思い、身体が震えて心臓がドキドキした。在日韓国・朝鮮人に対するメッセージだったが、まさに自分に投げかけられていると感じた。
・ 訴えられているメッセージは、在日韓国・朝鮮人が実際には受けていない特権を受けているというデマばかりだった。デマがデマを生んでジェノサイドに繋がった関東大震災が頭をよぎり、強い恐怖を感じた。
・ デモの直後、本名を名乗っている子どもたちは家から出るのを怖がったり、日本人に名前を伝えるのを怖がるようになった。