harukazechan 藤崎彩織さん『ふたご』素晴らしかった。最初はどこまでが実話でどこからがフィクションなのか気になっていたけど、読み進むうちに2人は誰でもない、月島と夏子でしかなくなった。

これセカオワのSaoriか
Saoriの結婚を祝わなかったからもうどうでもよくなったのかなーと思ってたけどまだ媚びるんだな

harukazechan ふつう小説の作者は、エスパーのようにすべての登場人物の心のうちを知っている。でも、この本の作者は月島の心を知らない。決して分かったふりをして描くことはしない。そこがキュッとする。
月島が何を考えているのか、それだけが分からないまま「知りたい」想いを抱いて、作者は淡々と時を進める

harukazechan 恋人でも、家族でも、友達でも、もちろん『ふたご』でもないけれど、それよりももっと特別な2人の物語でした。Saoriさんの文章が、静かなのに深く抉ってきてめっちゃ素敵です。

harukazechan ふたご 文藝春秋 @amazonJPより
ゆっくり最後まで読んで、それからまた最初に戻って、中学時代の終わりか、そのちょっと手前(51ページくらい)まで読んで本をそっと閉じるのが はるかぜちゃんおすすめの読み方

またはるかぜちゃんって普通に使ってるな
有言不実行〜