>>621
> ところで法律に詳しい人がいれば聞きたいんですが、被告側が「訴訟案件も全部拒否(おそらく否認のことでしょうか)した場合、
> 原告側が被害の内容と程度を証明する→被告側が反論する→原告側がさらに反論する…という流れになるのでしょうか?
> 仮にそうだとしたら、弁護士費用の増加も気になるところですが、費用負担って100:0にバッサリ決まるとは限りませんよね?

原告側が被害の内容と程度を証明する
まず、ここが一番難しかったりします
ネットでの書き込みで訴訟に発展させられる事例は、大きく分けて二種類しか存在しません
どちらの場合でも、訴訟を提起した側がは、「〇〇円の損害が出たから〇〇円払え」と訴えるのが一般的です
しかし、「本当に〇〇円の損害が出ているのか?」というのを証明できる物
(医者にかかったなら診断書+領収書、何かの破損が有った場合は破損物の写真)等が無ければ
損害が〇〇円出ている事は証明出来ません
そうした、証拠物の不備や偽造の疑いのある証拠物に関しては偽造の疑いを指摘するのが、
被告側の反論方法になります
〇〇円払えと請求していても、本当に〇〇円の損害が出ている事を、物理的な証拠をもって
示す事が出来なければ原告が極めて不利な訴訟になります

手順としては、原告側が主張→被告側が反論→被告側の反論に言い返したい事が有れば原告側再反論
と繰り返し、どちらかが言い返したい事が無くなったら結審となります
合丼さんの生活だと、言い返されたら言い返さずにはいられないでしょうから
被告側が言い返す事が無くなった時に結審になると思います
被告に上手い弁護士がついていれば、多分合丼さん側と被告側、それぞれ2回の計4回の主張で
終わるんじゃないでしょうか
なお、弁護士費用は訴訟では請求出来ても一般的には取れて請求の1割です
弁護士費用は訴訟費用には含まず、弁護士を雇う事が贅沢なのだから双方とも、弁護士費用は自腹で
というのが最近の主判例です
費用負担は100:0になる事は先ず有り得ません
民事である以上、両方に原因が半々で存在するという所を
起点に、双方の主張を聞いて裁判官が比率を決めます
大体、60:40〜70:30ぐらいになる事が民事では多いです。
60:40に落とし込めれば、被告側の実質的勝訴と言えます。