組合は長時間労働や労災隠しなどを、神奈川県の労働基準監督署に申し立てを行っている。

 だが環境を改善するために立ち上がった組合員たちに会社の風当たりは強い。

 この状況が続けば退職もやむをえない、と考えている組合員もいるという。

「子どもが生まれたばかりの組合員がおり、いくら早く帰れても20万円に満たない手取りでは生活できません。社員は副業禁止なのでバイトもできない。これは僕たちに死ねってことなんですかね。会社は僕たちを解雇するのではなく、自主退社をうながそうと圧力をかけているんです」