新生児からも工業化学物質や環境汚染物質が

「環境ワーキンググループ」は、内分泌を乱す化学物質のうち、特に悪質な12種類をリストにしている。

1 BPA(缶詰、プラスチック)
2 ダイオキシン(加工食品、特に市販の畜産品)
3 アトラジン(除草剤。水道水に入っていることが多い)
4 フタル酸エステル(プラスチック、PVC、香料、ボディケア用品)
5 過塩素酸塩(ロケット燃料。水道水に入っていることが多い)
6 難燃剤(衣類、カーペット、ソファ、寝具)
7 鉛
8 ヒ素
9 水銀
10 過フッ素化合物類(くっつかない鍋やフライパン、撥水加工した衣類、家具、カーペット)
11 有機リン系農薬(ノンオーガニック食品)
12 グリコールエーテル(洗浄剤)

内分泌を乱す化学物質を避けるいちばんの方法は、プラスチック製品をできるだけ使わないようにすることだ。成分表には必ず目を通すことが大切だ。