戦後、自動車への規制取り締まりや、弱者保護インフラの整備が不十分な中、交通戦争と言われ、交通事故死亡者数も増え続け、
1970年(昭和45年)に過去最悪の1万6,765 人のピークに達し、それからは法律とインフラ整備などにより徐々に減って、
2018年の交通事故死者数(24時間以内の死亡、この減少の一因として医療の進歩充実による延命効果が指摘されている)は、
1970年のピーク時の約5分の1にまで減少して前年比162人マイナスの3532人となり、1948年以降の統計で過去最少となった
1日に10人が死亡していることになるが、重傷者数は3万4,558人で、重篤な後遺症を負った人も少なくないであろう
個人の権利が行き過ぎている風潮の中で、ルール無視の交通弱者が急増して、危険要因に囲まれた中で、営利企業の定めで営収に追われながらも
自己管理で心身を休めて中庸「偏よることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること」を探りつつ日々の営みを継続していきたいものである