糞猫が今年もクール便で不正するよりもっと深刻なのが、誰もが必ず経験する人生の終止符。

関西地方で手広く商売している親戚の爺さんが二日前に急死しよった。で、肝心の親族は一家で海外旅行中の為に、葬儀屋に葬式を五日程延ばす様に頼んだら、「ただでさえ入荷量が四割もカットされている上に、急に暑くなって来てお棺に入れるドライアイスが全く足りないからとても無理です。 二日が限度」と頑なに断られた。
仕方がないので、近県の支店や取引先に頼み込んでドライアイスを必至にかき集めてもらって、取りあえず三日目の明日までの必要量はギリギリ確保したが、問屋みたいな専用の保管設備もないから解けるのが早いわ。
今日からまた残り二日分の確保に奔走せにゃならんて、もうええわ。大年寄り残して海外旅行って、早よ帰って来いよな。