ジャパンタクシーの車いすのままご利用のお客様に対応できない乗務員がこのジャパンタクシーで営業することは
出来ないのは明らかであるが、御利用されるお客様の体重制限の設定はないように思われる

 男性では100キロ位の人もいるだろうが、まあ80キロ前後を取り合えず考えた時、
あの足場の悪いスロープで余裕を持って安全に押し上げるには、かなりの体力がいるだろう

 男性乗務員の中にも体格や高齢のために必要な体力がなくて、備え付けのスロープを使って、
車椅子に乗った体重80キロのお客様を車中に押し上げることが出来ないものも多いと考えられる

 ましてや、今後採用人数を大幅に増やそうとしている多くの女性乗務員はこの業務を遂行する体力はないに違いない

 常識的な考えとして、ジャパンタクシーに乗務するにあたっては想定される上限の体重の車いすのお客様を、
実際にスロープを使って押し上げることができる事を確認する必要がある

 その事ができない乗務員をジャパンタクシーに乗務させることは出来ない

 2020年までに国際kmの全車がジャパンタクシーに入れ替わることになるのだが、
車いすのお客様のご利用に対応できる乗務員を必要なだけ確保して行けるのだろうか

 体力不足の乗務員は、暫くは足腰や腕力の鍛錬に追われることになるだろう