何が問題の本質なのかというと、チェーンの性能を問うているのではない。
チェーンは常時装着するものであらず。
場所やその地域の天候によって様々に変化する路面状況が容易に想定される業態において、夏タイヤでアイスバーンや雪道を走らざるを得ない環境を会社が顧客や運転手に強要していることにある。

桜になんとかは十数年前の冬の時期に千葉のゴルフ場送迎の法人顧客依頼を夏タイヤ車両にて走行
千葉の早朝は何処も霜が降りて畑も道路もアイスバーンになっているのが一般常識な地域、そして坂道でタイヤは止まっててもスケート靴を履いたかのように滑走して
大事な法人顧客の役員を死に至らしめた。
法人顧客は当然ながら契約解除、裁判沙汰にもなった。
桜になんとかの完全な負け。
チェーンだった桜になんとかは方針をグルリと方向転換、スタッドレスに替えたのはこの死亡事件が発端だ。
そう遠い昔ではない。
十数年前、つまり弊社においては三和組の役員時代であり、弊社役員は皆知っている事件であろう。
過去にお隣でそんな事件になったのを知りながら、敢えてそれをする。
これは確信犯的な仕業であり、利益至上主義と批判されても何一つ否定できない事柄である。