奈良労働基準監督署は労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、
サカイ引越センター(大阪府堺市、田島憲一郎代表取締役会長)と
同社の奈良南支社の元支社長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の
疑いで奈良地検に書類送検した。
平成29年9月9日、奈良県内の引越し現場で荷積み作業をしていた
24歳の男性労働者がトラックの荷台から飛び降りた際に、
誤って輪止めに着地し左足甲を骨折した。この骨折により労働者は19日間休業した。
労働安全衛生法は休業4日以上の労働災害が発生した場合、
労働者死傷病報告を遅滞なく所轄の労基署に提出しなければならないと定めているが、
の奈良南支社の元支社長は提出しなかった。
提出を怠った理由について同労基署は
「届出義務があることも分かっていたが、どうも安易に考えていたようだ」
とみている。

奈良支社潰した方がいいんじゃない?