【訃報】青木定雄さん88歳=エムケイグループ創業者[6/11]
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タクシー業界で続いていた「同一地域同一運賃」に対し値下げを申請、法廷闘争を通じて官民一体の規制を崩したことなどで知られる
エムケイグループ創業者の青木定雄(あおき・さだお、本名・兪奉植=ユ・ボンシク)さんが8日、死去した。88歳。
葬儀は近親者で営んだ。喪主はエムケイ社長で長男信明(のぶあき)さん。自宅は京都市左京区北白川小倉町50の146。後日、お別れの会を開く。

 1928年韓国・南海島生まれで、43年渡日。立命館大法学部を中退後、ガソリンスタンド経営を経て60年、ミナミタクシーを設立した。
桂タクシーを買収し、77年に両社を合併、社名をエムケイに。運転手があいさつしない時は運賃をもらわない制度、身体障害者優先制度など初めての試みを次々導入した。

 82年には前代未聞の運賃値下げを近畿運輸局に申請。却下されると処分取り消しの訴訟に踏み切り、85年に大阪地裁で勝訴(大阪高裁で和解)。
規制緩和の流れを加速させたとされる。2001年には在日韓国人系の近畿産業信用組合の会長に就任したが、「世襲人事を行おうとした」として13年に解職された。
1991年11月〜92年10月、京都乗用自動車協会(現京都府タクシー協会)会長。サクセスストーリーは韓国でテレビ番組になり、04年1月、韓国国民勲章「無窮花章」を受章した。

https://mainichi.jp/articles/20170612/k00/00e/040/147000c
毎日新聞2017年6月12日 11時13分(最終更新 6月12日 11時26分)