INAX、法廷闘争でもがんばってます

57: 2011/04/17 22:03:25 0
諸君、物凄い判断が最高裁で出たぞ・・・

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041201000993.html
東京新聞のサイトより引用 

引用開始
業務委託などの契約を結んで仕事をしている個人が、労働組合法上の労働者に当たるかどうかが争われた
訴訟2件の上告審判決が12日、最高裁第3小法廷であり、那須弘平裁判長はいずれも「労働者に当たる」との判断を示した。
業務の実態に応じて労働者性を認定した。派遣や請負といった形態での働き手の確保に影響がありそうだ。

(1)住宅設備大手「INAX」(現LIXIL)の子会社が、製品修理の業務委託契約を結ぶ個人事業主「カスタマーエンジニア(CE)」らがつくる
労組との団交を拒否

(2)新国立劇場運営財団(東京)がオペラ合唱団の女性メンバーと契約更新せず―のケースが争われた。

 INAX子会社の判決では「CEは事業遂行に不可欠な労働力として組み入れられ、委託契約の内容も一方的に決定されるなど、
子会社の指揮監督を受けて個別の修理業務に応じる関係だった」と認定。
待遇面の改善を求めた交渉に応じないのは不当労働行為とした。 労働者と認めた一審東京地裁判決が確定した。

合唱団の判決では「メンバーは決まった公演日程に従い、財団の指揮監督下で歌唱の労務を提供した。
劇場に通ったのも年間230日に上り、時間や場所的にも一定の拘束があった」と指摘。
契約の更新拒否や、加入する組合との団交拒否が不当労働行為に当たるかを判断させるため、審理を東京高裁に差し戻した。