魏志倭人伝では、色々な目印で、「文脈のリセット」という物事が繰り返されているが、この目印を見逃せば、
ある段落での主題が何かについて、頓珍漢な解釈が、発生してしまうよ。
そして、
「次有奴國此女王境界所盡。」
で、次々に示した国々の終点が、奴国であることを、同型構文の対句法という目印で示し、
再び、視点を、次々に示した帰途の国々からリセットし、
「自女王國以北」の基準点に戻し、戻した視点から、狗奴国を説明しているよ。

そして、目印には、或る物事の重複使用が、多いぞ。
例えばだが、水行、陸行、会稽、男王、女王、伊都国、奴国、狗奴国、、、