朝日大で新たにクラスター発生、部活動の部員ら5人陽性、岐阜県で1人死亡、45人感染

岐阜県と岐阜市は26日、10歳未満〜90代の男女45人に新型コロナウイルスの感染を確認し、入院していた大垣市の80代男性が死亡したと発表した。朝日大(瑞穂市)の部活動の部員ら男女5人のクラスター(感染者集団)が発生。死者は29人に増え、県内の感染者は累計1977人となった。

 朝日大のクラスターでは、部員は寮生活を送っている。部員を中心に約100人を検査する。

 三つのクラスターで規模が拡大。可児市の接待を伴う飲食店「スターダストフィリピンクラブ」では来店した60代男性の感染が新たに判明し、規模は22人となった。

 岐阜市の高齢者福祉施設では入居している90代女性の陽性を確認し、規模は6人に増えた。同市の飲食店「ピザ酒場KEN」(同市玉森町)の従業員や来店客らに広がっているクラスターでは、新たに1人に感染が分かり、規模は11人に増えた。

 26日の新規感染者は居住地別で岐阜市11人、多治見市と瑞穂市が各5人、海津市4人、可児市と揖斐郡揖斐川町、同郡大野町が各3人、中津川市と羽島市、各務原市が各2人、郡上市と大垣市、山県市、本巣郡北方町と県外が各1人。年代別では乳児1人を含む10歳未満3人、10代3人、20代13人、30代2人、40代と50代、60代が各5人、70代と80代が各4人、90代1人。


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