日本語としては「他人のふんどしで相撲をとる」で正しい。
まわしはふんどしの一種で相撲で使われるものであるが、十両以上の関取でなければ使うことはできない。
また、まわしは神聖なもので、洗うことも許されない。
十両以上の関取ともなれば、このようなまわしで他人のものを使うことはおよそ考えられない。
他人のものを借りるのは幕下以下の力士で、彼らのことをふんどし担ぎともいう。
日本文化や日本語の教養があれば、「他人のまわしで相撲をとる」という言い方はしない。